キリスト教のお悔やみの言葉について | 一般社団法人日本プロトコール・マナー協会 理事長 船田三和子のインナービューティーライフ
2018-08-22 12:48:26

キリスト教のお悔やみの言葉について

テーマ:マナー

皆さま、こんにちは。

日本プロトコール・マナー協会の船田でございます。

 

最近、とても気になったことがございました。

 

皆さま、キリスト教の方がお亡くなりになった際に、

どのようなお悔やみの言葉をおかけになっていらっしゃいますか?

 

先日、知り合いのキリスト教の方が亡くなりましたときに、

多くの方が、「誠にご愁傷様です」「ご冥福をお祈りしています」と、

お悔やみの言葉をかけていらっしゃり、驚きました。

 

この言葉は、仏式葬儀で使える言葉であることをご存知でしたでしょうか?

キリスト教では使いません。

 

それは、仏教とキリスト教では「死」に対する捉え方が違うからなのです。

 

仏教では、「死は人生の終焉」と捉えます。

 

ですが、キリスト教では、死を終焉と捉えず、「イエスを信じる者は、罪が赦され天国に迎えられ、

永遠の生命を授かる。肉体の死にすぎない」と考えられておりますので、

「お悔やみの言葉」というものは、存在しないのです。

(時代やキリスト教内での宗派によって多少の解釈の違いはございますが)

 

ただ、終焉ではなく、天に召されるものとわかっていても、遺族の方にとり、

最愛の方が、目の前からいなくなる悲しさ、寂しさは大きいものですので、

その遺族の方々を慰めるお言葉をかけるとよいでしょう。

 

・神の御もとへ召された○○様が 安らかに憩われますよう心よりお祈り申し上げます

・安らかなお眠りにつかれますようお祈りいたします

・ご家族皆さまに 主イエス様のお慰めと励ましがありますようお祈りいたします

 

デリケートな場面での失敗は、お相手を傷つけてしまったり、

ご縁さえ続かなくなってしまうこともございますので、

ご自身と違う宗教をはじめ文化圏の方とお付き合いなさる際には、

適切な言動が取れるような知識を身につけておきたいものですね。

 

日本プロトコール・マナー協会

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