『「もてなす腕」が問われる教室運営』

皆さま、こんばんは。

日本プロトコール・マナー協会の船田でございます。

桜の時期が終わりましたら、ご近所では藤の花が5分咲きに

なっておりました。季節が刻々と変わっていくのを感じます。

さて、今月は、全てのコースが修了を迎える修了月。

プロトコール・マナーのインストラクターコースをはじめ、アドバイザーコース、

そして先週末は、ロイヤルコース、エレガンスコースが修了いたしました。

受講中のお一人おひとりのお顔が思い浮かびます。

本日は、先週末のエレガンスコースとロイヤルコースの最終回のレッスンの様子を

ご紹介いたします。

両クラスとも、最後は「おもてなし」について学んでいただいております。

「おもてなし」にはマナーが凝集されておりますので、コースの集大成として

このようなカリキュラムにしております。

午前は、プロトコール・エレガンスコースの「アフタヌーンティー（ティーでのおもてなしの仕方）」

のレッスンでした。

「お相手を大切にするようなおもてなしをするためにはどのようなことにしたらよいか」

ということを一番伝えたいレッスンです。

ですが、堅苦しいものではなく、実際にアフタヌーンティーのホステス役やゲスト役を

体験していただきながらですので、皆さま、笑顔でとっても楽しそうでした。

勿論、アフタヌーンティーの正しいいただき方や、美しくスマートな振る舞い方も

実践を通して身につけていただきました。

実践してみますと、普段の小さな疑問なども次々に思い浮かんでくるものですので、

実践は大切です。

このたびのレッスンを忘れず、優雅かつお相手を大切にするような心温まる

ティータイムをお過ごしいただけますと幸いです。

半年間のご受講、本当にありがとうございました。

ロイヤルコースでも、お待ち申し上げております。

そして、エレガンスコース修了後、余韻に浸る間もなく、

すぐに、ロイヤルコースのスタートとなりました。

ロイヤルコースでは、「パーティーマナーⅡ（もてなす側のマナー）」ということで、

アフタヌーンティーの時よりも、もっと手の込んだおもてなしをするときの

マナーであったり、クオリティ高いもてなし方のポイントについて学んでいただきました。

皆さま、真剣にたくさんメモを取っております。

マナーはお相手を思う気持ちを表現するツールの一つです。

「おもてなし」は、その究極の形であり、お相手を不快にさせず喜んでいただくためには

どのように表現したらよいのかということを一番大切に考えていただきました。

そして、お相手に「この人にまた招かれたい、会いたい」と思われるおもてなしにするためには、

ご自身も魅力的な振る舞いができることも大切です。

そのようなことを、わたくしの実体験を交えて、お伝えいたしました。

また、わたくし自身、日頃から生徒さまをおもてなしする気持ちで、

レッスンをしておりますので、それが伝わっていてイメージがつくとよいなと。

ある意味、日々、わたくしの「もてなす腕」が問われているのです。

受講後に、生徒さまからいただいたご感想を拝読し、わたくしの想いが伝わっていたことを

嬉しく思いました。

ご本人様の許可をいただきましたので、受講感想の一部を抜粋して

ご紹介させていただきます。

～以下、抜粋～

昨日も心を打つ素晴らしい講座を、ありがとうございました。
新年度の環境の変化による慌ただしさで、わたくしもフラフラでしたけど、
船田先生はもっともっとお忙しくお疲れのことと思いますが、
笑顔とユーモアを忘れず、お一人お一人に心を寄せていらっしゃる
船田先生のお姿に感銘を受けました。

テキストももちろん素晴らしいですが、
船田先生が受講生の皆さんをおもてなしされているお姿から、
沢山のことを学ばせていただいておりますし、わたくしにも向けてくださる
温かいお心に、正に体験型の講座だと感じております。
すべての講座がおもてなしを受ける体験講座のようです。
そのような講座は本当に貴重で希少だと思いますから、
船田先生のもとでプロトコール・マナーを学ぶことが出来ました幸運を、

感謝せずにはいられません。

また、クラスメイトの皆さんがどんどん洗練されていく様子からも多くの学びをいただいております。
焦らず一つ一つ身につけていきたいと思います。

以上

貴重なお時間を割いて、こんなにご丁寧なご感想をくださいましたことを、

心から有難く、ますます頑張ろうと励ましていただきました。

Ｓさま、いつも温かなお心遣いをありがとうございます。

毎日のようにたくさんの感激するご感想がメールやお手紙で届きますので、

これからも、生徒さまからいただきました受講感想を、少しずつ、ご紹介してまいります。

ロイヤルコースは中級コースに当たり、修了されますと一区切りがつきますので、

修了証を授与しております。

皆さまで、アフタヌーンティーを楽しんだ後に、修了証授与を行います。