「病気ではないけど、元気でもない・・・・」 | (一社)日本プロトコール・マナー協会 理事長 船田三和子のインナービューティーライフ

「病気ではないけど、元気でもない・・・・」

皆さま、こんばんは。

日本プロトコール・マナー協会の船田でございます。

 

昨日は、当協会のプロトコール・アドバイザーコース

南青山校の講義でした。

 

久しぶりに、クラス全員8名さまがお集まりになりました。

仲良しクラスですので、全員が揃いますととても嬉しいという

お気持ちが皆さまから伝わってまいりました。

 

4回目の講義内容は、「プロトコールの専門知識Ⅱ」

でございます。

初級コースからこれまでの講座では、プロトコールやマナーの原理原則、

そして、それらの知識を活かすための心構えや考え方などを学んで

いただいております。

 

そして、アドバイザーコースの中盤でもありますこのたびの回では、

それらを活かして、プロトコールの実務について学んでいただきました。

「実務に活かす」というのは、本当に難しいものです。

ただ、表面的なマナーの知識があるだけでも、

お相手を想う気持ちがあるだけでも通用しません。

 

自分がお相手に行おうとしている言動に、

確かな裏付けが必要になってくるのです。

マナーだけではなく多角的な知識と、客観的な判断が

重要になってまいります。

 

女性はとかく、「自分はこう思う」という、自分の想いが

正しい判断とどこかで思いがちで、それがお相手に理解されない場合、

お相手を悪く思ったり、逆に自分を責めたり・・・しがちです。

 

「自分が絶対に正しい」と思った瞬間に、ご自身の喜び・幸せは

どんどん遠のいていくものです。

 

でも、ご自身の裏付けのない判断の信憑性を冷静に考えてほしいのです。

 

そうすることで、ご自身も苦しまなくて済むことも多くございますし、

お相手も傷をつけることなく、お互いにラクにお付き合いができるのです。

 

最近、「病気ではないけれど、元気ではない」という方が増えております。

 

マナーやしきたりの根底を見直すことは、このような「気枯れ」をしない

生き方に繋がっていきます。

更には、周りの人へ、「真の思いやり」ある言動をできることにも

繋がっていくものです。

 

自分の思い通りに事が運ばない、周囲の人とうまくいかない、

元気が出ないなという方は、もう一度、

客観的にそして多角的にご自身の思考癖や言動を

振り返ってみると解決の糸口が見つかるかもしれないですね。

 

そのような意味からも、プロトコール・アドバイザーコースは、

プロになる為の知識・スキルを学ぶだけではなく、

人生にとって大切なことを考え直すきっかけになる

そんなお話をお聞きいただけます。

 

実際に、生き方を振り返る機会になった、人生観が変わった、

生き方が変わった、というご感想をたくさんいただきます。

 

自分の心が元気ではなくなったとき、あるいは大切な人の元気がないとき、

広い視野と柔軟な心、そして裏付けある知識で乗り越えていきたいものですね。

 

プロトコールそしてマナーには、そんな大きな力があるのですよ!

 

アドバイザーコースの皆さま、いつもお忙しい中、

熱心に集中してご受講くださり、本当にありがとうございます。

 

来月の御目文字も、心から楽しみにいたしております。

 

日本プロトコール・マナー協会

オフィシャルサイト

http://www.protocol-manner.com/