「傘かしげ」の精神。 | (一社)日本プロトコール・マナー協会 理事長 船田三和子のインナービューティーライフ

「傘かしげ」の精神。

皆様、こんばんはキラキラ


最近、駅・道・建物の中など様々な

ところを歩いていて、とっても気になる

ことがございます。


それは、道を譲る気持ちが無い方が

多過ぎると言うことです。


まっすぐ歩いていたら、明らかにぶつかる

ことが予測されるのに、そのまま突進してくる方、

本当に多いですよねはてなマーク


階段や駅のホームでは、本当に危険と感じる

ヒヤッとする事件がございました。


凄い勢いで突進してくる方の、心の中が不思議で

なりません。


そして、男性ばかりではなく、かなりご年配の

女性の方にも多いのです。


日本には江戸時代から「傘かしげ」という、

素晴らしいマナーがございました。


雨の日、人と人がようやくすれ違えるような

細い道を歩いていて、向こうから人が来た場合に

お互いの傘を外側に傾けてぶつからないように

すれ違うしぐさのことです。


すれ違う人とぶつからないように歩くには

この「傘かしげ」の精神と同じですよね。


ほんの少し、お互い横にずれるだけで、

ぶつかったり、事故を回避することが

出来ます。


最近の日本には、このような精神をお持ちの方が

減少しているように感じ、残念に思います。


私のブログをご覧くださっている方には、

そのような配慮に欠ける方はいらっしゃらないと

思いますが、皆さんで、日々気遣いをしていきたい

ものですね。


マナーサロン キャッスルトン

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