菊池氏は藤原北家を祖とするとされる九州の名族で、15代武光は後醍醐天皇の皇子懐良親王を菊池に迎えて南朝の勢力拡大に尽力した。中でも大原の戦いでの勝利は九州における南朝勢力の覇権を決定的にした。

 墓は熊本県菊池市隈府の正観寺にあるのだが、警報装置があったりしてあまり歓迎されていないようだった。