長崎県北西部に位置する平戸は、戦国時代はオランダやポルトガルとの貿易で栄え、江戸時代は平戸藩6万石の藩庁が置かれた。

 市街地化により古い建物はほとんど残っていないが、宮の町や浦の町の通りには城下町の風情を感じることができる。また、海岸通りにはオランダ商館が復元され、オランダ塀を登ると武家屋敷跡が整備されている。