彦主人王(ヒコウシノオウ)は第26代継体天皇の父で、第15代応神天皇の4世孫にあたる。第16代仁徳天皇の系統が第25代の武烈天皇で途絶えたため、応神天皇までさかのぼって、その5世孫の継体天皇が即位した。

 彦主人王は近江や北越など5か国を治め、越前から妻を娶ったが、王子が幼少のうちに死去したので、王子は越前で養育されたといわれる。

 墓は滋賀県高島市安曇川町田中の丘陵地帯にある。因みに継体天皇の墓は大阪府高槻市にある。