所在地 福井県福井市城戸ノ内町
特 徴
南北朝期に但馬から移った朝倉氏が、孝景の時に本拠地として築城した館跡。
一乗谷川の左岸は城下町で、石垣の並ぶ大通りの両側に井戸や門の跡が並び、一部は復元されている。
右岸は広大な郭がいくつも並ぶ館跡で、土塁や石垣に水堀や堀切など見所が多い。(右岸は次の記事で紹介)
朝倉氏はここで5代続いたが、義景の時に織田信長に攻められ滅亡した。
感 想
一番下流の下城戸から上流の上城戸までほぼ完璧に整備されていて、隅々まで歩いても手抜きを見つけられなかった。
400年以上前に廃城になっているのに、全ての遺構が残存し他用途に転用されてもいない、奇跡的な城跡だと思う。