所在地 岐阜県恵那市岩村町城山
特 徴
標高700mの高地にある遠山氏の鎌倉時代からの平山城で、多くの井戸や大規模な石垣が残る。
信長の叔母が嫁ぎ夫の死後女城主として城を守ったが、武田に寝返ったため後に磔にされた。
その後森蘭丸が近世城郭に改修し江戸時代は大給松平氏が城主となった。
感 想
鎌倉時代の城が江戸時代も存続したところは珍しい。
山麓の城下町は今もその風情が残り、居館跡には櫓が復元されている。
中腹から主郭まで続く石垣は見ごたえがあるが、裏に回ると杉林で崩れた石垣が放置されている。