あの日飛び出した。
三連休は福岡に帰省しました。
今回は連休で飛行機は高かったので金曜夜発の高速バスに乗って帰りました。
片道15時間の移動ももうずいぶん慣れ、すやすや眠って移動していたのですが、なんと!
台風襲来で高速道路が通行止めとのことで京都で運休になってしまいました。
早朝6時前に起こされ、寝ぼけてよくわからないままに京都駅で強制下車。
通行止めなら仕方ないとは言え、びっくりですね。
乗客はみんな仕方なく新幹線に乗りました。
後日払い戻しはあると言っていましたが、新幹線のほうが高いよ。
新幹線だと予定より大幅にはやく福岡に到着します。
ということで、せっかくなので実家の近くの駅で途中下車することにしました。
お母さんを駅まで呼び出して駅構内の喫茶店でお茶しました。
山口県ののどかな車窓。
たまには家にも帰りたいなと思ってしまいます。
ひさしぶりにお母さんとも顔をあわせてゆっくり話した気がします。
楽しくて仕方ない元気な日々を送っているときはあまり思いださないくせにさ、弱っているときだけ頼ろうだなんていまだにずるい自分だけど。
文句ひとつ言わずに優しくしてくれていつも救われてばかりです。
バスがとまってくれてよかったよ!
山口から福岡まで、新幹線で行くと40分くらいしかかからないのですね。
キャスアラが2ピース時代は毎週防府から福岡までクルマで通っていたわけですが、クルマだと軽く3時間はかかるのでそのあっけなさにびっくりします。
ということで、ずいぶん寄り道したのに予定通り福岡に到着!
午後からはまたいつもの友達といつも通り会いました。
いつも通りラーメンを食べにいきました。
福岡にいるあいだは減量はおやすみです(笑)
やっぱり鳳凛がおいしすぎて幸せでした。
ラーメン食べて、お茶しながらまたいつものようにくだらない他愛もない、それでいて真剣なモラトリアムな時間。
僕らを取り巻くアレコレもいろいろ変わって、そのたびにいろんな話をしてきたけれど、どんな残酷な話をしたって、いつもこの空気感は変わらないんだね。
このままずっと、変わらない、僕らのネバーランド。
夕方は月に一度のレッスンでした。
今回はひさしぶりにいい報告ができました。
ずっと悩み相談していたバンドの困難を少し越えることができたこと。
先月からの課題をクリアし始めていること。
紹介してもらったライブハウスへの出演が決まったこと。
ずっと暗い報告も多かったのでよかったです。
アヒトさんもよろこんでくれてホントにうれしかったです。
レッスンはなかなかスパルタで最後腕があがらなくなるくらい痛くて、汗だくになりましたが、ものすごく楽しかったです。
また新しい課題ができたよ。
来月はもっといい報告ができるようにこれからまた頑張りたいです!
レッスン後の雑談含め、またたくさんの情熱とモチベーションをいただきました。
ありがとうございました!
2日目はあいにく雨がちらほら。
にも関わらずおでかけしてきました!
わたしの大好きな友達、尊敬するアーティストのなおちゃんと。
なおちゃんちで散々おしゃべりしてわいわいきゃっきゃやったあとに歩いてベイサイドへ。
ひさびさだよ、この感覚。
キミといるとホントに空気がおいしいや。
降り始めた雨のなか、船に乗って志賀島にいきました。
安い連絡船でクルージング気分!
東京では海を見ることがないので海をみるだけでテンションあがります。
30分ほどで志賀島到着。
福岡生活も最後のほうはずっとクルマだったので、船でくると新鮮ですね。
靴脱いで冷たい水に足を浸して、散歩してすごく楽しかったです。
なんかもう、ホントになにもかもどうでもよくなる解放感。
こんなちいさな海だって、僕らの懐かしい街の景色だよ。
ちいさな食堂でおひるごはん。
なおちゃんはカレーちゃんぽん。わたしはサザエ丼。
ごはんを食べていたら急激にものすごい雨が降ってきました。
食堂のおばちゃんが傘を貸してくれたので傘をさして船着き場へ向かいましたが、船着き場から船に乗る間にずぶぬれになってしまいました。
そして船に乗ると雨がやむという(笑)
気まぐれな天気に振り回されるのもまた夏の日らしくて悪くはないけれど。
せっかくずぶぬれたのでベイサイドの温泉に入ることにしました。
延々と露天風呂に入りながらおしゃべり。
もう心地よすぎて楽しすぎて、最高の時間でした。
ひさしぶりにゆっくり遊べて話しができて心も洗い流されました。
ありがとう。
夕方からはmemeちゃんのところに遊びにいきました。
雨上がりの福岡の街を歩く。
懐かしい川沿いの景色にいろんな感情がこみあげてきて、キャスアラの「国道三号線」を聞きながら歩きました。
洗いたての空、光射す街。
追い越す涼しい風、空の彼方には通り過ぎてきた日々。
あぁ、きっとこの感情はこの景色のなかでしか生まれないものだ。
この街で知ったんだ、何もかも。
痛みもよろこびも、希望も絶望も、愛も孤独も。
何度だって心が掻き立てられるよ。
わたしが生きてきてこれまで見たもの、これまで感じたものすべてを伝えることができたらいいのにと思うんです。
でもそれは不可能なことだよ。
同じように、わたしがどんなに誰かのことを知りたいと願っても、そのすべてを知ることはできないんだ。
それでもどうにかして知ってほしいと願ってしまうんだ。
だからこの音を聞いてほしい。
すべては伝えられなくても、何よりも饒舌なはずだから。
手をかざす 空の下 何がそこで待ってるの
memeちゃんとはピザを食べながらいろんな話をしました。
楽しかったね。
きれいなココロも、汚い本音も、全部吐き出してさ。
それでも割り切れない感情があったって、それでもいいじゃないか。
抱えていきていくのがきつくなったときには、ちょっとだけ手助けできるはずだから。
最終日は朝から元同僚の仲良しさんたちとお茶しました。
みなさまの出勤前に。
来てくれてありがとう。
やっぱりいまでもみんなのことが大好きだ!
元職場は祝日も出勤ですが、もう退職した子はやすみだったので、一緒に1日過ごすことにしました。
ちょうどこの日の朝、SNSで自転車便メッセンジャーをしていた頃の初代ボスから今お店やっているので遊びにおいでと連絡をもらったので、その子と一緒にいってきました。
警固のグラチネというおしゃれなダイニングバー。
ランチタイムに行ってカレーを食べたよ。
ビールで乾杯。
こちらが元ボスでグラチネのマスター薬師寺さん。
元気そうでなによりでした。
わたしがメッセンジャーをしていたのは今から約11年前なのですが、またこうして再会できてよかったです。
これからはいつでも会いにいけますね。
ディナータイムもとてもおいしそうなのでまたお邪魔したいです。
元同僚の子とも博多駅から警固まで徒歩で往復しながらいろんな話をしました。
一緒に働いているときには、いうなればわたしの部下だったんだけれどね。
もうお仕事関係ない今ではいい友達になれました。
なおちゃんにしろ、元同僚の子にしろ、わたしと10歳以上歳が離れているのですが、わたしはそんな隔たりも感じない大事な友達です。
歩いてきた人生も環境も、好きなものも嫌いなものも、ずいぶん違うけれど、どこか共感して一緒にいて楽しいから不思議です。
どこでどんな風に出会って、誰と仲良くなるかなんてわからないものですね。
でも、出会えたからその結果だけでいいんです。
この3日間で大好きなひとたちにたくさん会えてとても楽しかったです。
ホントにありがとうございました!
帰りはまた高速バスに乗り込んで15時間、今日の朝はやくに新宿に到着し、街を歩いていると、なんと!
マイフレンド、ジュンちゃんに遭遇!
まさかの遭遇に大爆笑でしたが、それと同じくらいこのすごい状況にぐっときました。
この東京にも街ですれ違ってあいさつするような知り合いができたんだね。
引っ越してしばらくはずっと思っていました。
いま突然この街からわたしが消えても、誰も気にせずそのまま世界は周っていくんだろうなって。
でも今はこの街に自分を知ってくれているひとがいるんだ。
もしかしたら突然消えたら探してくれるかな。
わたしの存在はこの街で実体のあるものになったのかな。
今回の帰省はずいぶんこれまでとは違った気持ちで迎えました。
今のわたしで福岡の街を歩くといろんな感情に押しつぶされそうになるけれども。
それでも福岡の街はわたしに優しくて、わたしは何度も泣きそうになりました。
ホントはこれでよかったのかいまだにわかんないままなんだ。
ううん、正しくないことなど全部わかっていたんだ。
わたしはいつか激しく後悔するのかもしれない。
それでも何かを選んだ責任は自分で負わなきゃいけないんだ。
その覚悟だっていまだできてはいないのかもしれないけれど。
許してほしいなどと言えるわけない。
くだらない言葉でかき消した、鈴の音のような笑い声でごまかした。
罪だらけのわたしにも変わらず透明な空を、わたしはやっぱり愛しいと思うのだよ。