そんな場所などないとしても。
週末は福岡に帰省しました。
今月もいつものジェットスター、早朝便。
夜明けのバスに乗って成田に向かって、まだ暗い空に飛び立ちます。
今月はなんだかうまく眠れなかったな。
いつもは土曜日の午前中レッスンなのですが、今回は夜でした。
午前中から遊んでくれるひともいないので、ひさしぶりに福岡時代の行きつけの美容室に行ってきました。
東京に来てからどうも相性のいい美容室にめぐりあえずにずっと美容室難民です。
福岡で通っていた美容室は上手だし、雰囲気も落ち着くし、マッサージや飲み物のサービスもいいし、なにより担当美容師さんとのお話が楽しすぎてホントにいいところです。
ひさしぶりに行って、やっと納得いく髪形になり、お話もできてとてもよかったです。
東京でもこれくらいしっくりくるお店に出会えたらいいなと思いますが、出会えたとしてもまたここに来たいです。
午後からはいつもの友達と会って、いつものような感じで過ごしました。
鳳凛でラーメン食べて。
カフェでおしゃべり。
毎月1回のモラトリアム。
いつも変わらなさにほっとするけれどね、同じくらい変わっていこうとする自分にうしろめたさも感じたりもするんです。
同じ価値観を共有できているというのがいつも誇らしかったけれど。
きっとたぶんそれは嘘だ。
わたしはどうしようもなく普通なんだと見透かされたくなくて、つまんない嘘をついてたんだよ。
もしくはあの痛みを手に入れるために、くだらないわたしの描いた、シナリオ。
それでもまだ擦り切れてなくなってしまうまでは、きっと繰り返していくのだけれど。
夜は新宮のBE BOPでレッスンでした。
今回のレッスンもホントに楽しかったです。
新曲のアレンジにアドバイスをもらいましたが、もうとにかく新鮮で楽しかったです。
詳しく話したいけど、秘密の特訓なので話せないもどかしさ(笑)
結果は今後のわたしのドラムプレイで見てください!
またいろいろ叩いてみせてくださいましたが、やっぱりかっこよくてステキでした。
わたしと同じリズム叩いているのに全然違うんですよね、ホントに。
今月はもっと時間を作ってアドバイスもらったことを練習したいです。
いつも励ましてくださりありがとうございます。
いつも信じてくださりありがとうございます。
これからもがんばります!
レッスンが終わったあとは天神に向かいました。
ひとまずうどんのウエストで夜ごはん。
ウエストやっぱり大好きです!
夜はなおちゃんちに泊めてもらう予定だったのですが、なおちゃんの用事が終わる前になんだか力尽きてしまって、急遽ホテルに泊まりました。
力尽きたから、だけじゃないですね。
なんだか無性にこの夜は見知らぬ空間でひとりで泊まりたかったのです。
きれいな部屋でした。
なんだか大人になったなぁと思いました。
上京するまではたびたび一人旅に行っていましたが、いつもどれだけ宿泊費をおさえられるかに燃えていました。
国内ならネカフェかスーパー銭湯、夜行バスに夜行フェリー。
時にはマックや駅で朝までねばったりもしていました。
海外ならユースやゲストハウス。
豪華客船のフロアに雑魚寝したこともありました。
最近は疲れない選択をしちゃうなんてね、ちょっとだけ自分にがっかりもしてしまいます。
でも、ゆっくり過ごせてよかったです。
普段シャワーばかりだから、お風呂にお湯をためてのんびりはいって。
最近はあわただしくて、なかなかひとりでゆっくりすることもできないからずいぶん心落ち着く時間を過ごせました。
大人になって変わってしまったのではなくてね、いまはそういうところにいるのだと思いたいです。
今そうしたいと思うことは、今きっと必要なことなのだと。
日曜日は山口からお母さんが来てくれました。
ちょっとした用事もあって、一緒にごはんを食べる予定でした。
が、お母さんが月子の自宅、アルプス洋菓子店に行きたいということだったので、今月も行ってきました。
今月は忙しいと言っていたので、月子には連絡しないでいたのですが、アルプスに行って電話したらでてきてくれました。
おいしいおいしいケーキを食べながら、月子と月子ママとおしゃべりしてとても楽しかったです。
ホントにステキなお店です。
月子ともつかず離れずもう10年以上お友達です。
わたしは自分の感情が激しいほうなので、月子のこのまったりした感じはとても居心地がよいです。
これからもなんとなくゆるく仲良くしてください(笑)
さらにお母さんはわたしがなおちゃんちに泊まっていると思って、なおちゃんにおみやげを持ってきたというので、またしても急になおちゃんちに突撃しました。
なおちゃんは今はお友達と部屋にいるということだったのですが、でてきてくれたので4人でなおちゃんとなおちゃんのお友達とわたしたち4人でゆめタウンでごはんを食べました。
なおちゃんのお友達とは初対面だったのですが、なんだかみんなでとても盛り上がって楽しかったです。
今回はなおちゃんと会えないのかと思うと心残りだったので、会えてホントによかったです。
なおちゃんは逆に付き合いは短く、年の差もかなりあるのに、まるでずっと昔から仲良かったような気のするお友達です。
アーティストとしても心からリスペクトしています。
毎月毎月お邪魔して申し訳ないですが、これからも遊んでください!
それからお母さんに空港まで送ってもらったのですが、ちょっと時間があったのでトライアル空港店に寄ってみました。
トライアルは九州中心に展開しているとにかく激安のショッピングセンターです。
なにもかも安すぎて笑いがでるようなお店で、福岡時代の後期、香椎に住んでからは毎週買い物に行っていました。
ひさしぶりに行ったトライアルは売り場がずいぶん変わっていたけれど、相変わらず安くて楽しかったです。
あぁ、これやっぱり安いね、いつも買ってた、なんて言いながら見て周っていたらどうしようもなくせつなくて泣きそうになってしまいました。
トライアルは貧乏だったあの頃の僕らの象徴なんです。
貧乏だったし、夢にも愛にも破れてばかりだったけれど、きっと満ち足りていたんだと思うんです。
不完全という完全。
あのくだらなくてボロボロの日々こそがパーフェクトだったのだと。
それは今だからこそ思うのだろうか。
あの頃感じていた息苦しささえも愛しいと思うのは、もう手放してしまったものだからだろうか。
あのまま生きていたらそれすら疎ましいものになっていたのだろうか。
永遠にわからないけれど。
僕らはいつも足踏みをする。
躊躇って戸惑って、そうして踏み出した頃にはもう遅すぎるとわかっていても。
そうして何かを選んだ頃にはもうどちらも失うしかないとわかっていても。
トライアルなんてね、情緒なんて一切ないただの日常生活の一片なはずなのにね。
もう失くしたはずの痛みが訪れるんです。
そしてこれこそがわたしを音楽に掻き立てるものではないのかと思うのです。
ずばぬけた楽器の才能もない、無類の音楽好きでもないのに。
こんなにも長い間、ただひたすらに求めてきたものは。
お母さんと空港でバイバイしてから、memeちゃんに会いました。
ちょっとでも会いたいといって、わざわざ空港まで来てくれたのです。
ふたりきりで話すのはひさしぶりだったので、かなり真剣な話をしました。
性格も見た目もずいぶん違うのにね、どこかいつも同じようなことを経て、同じような痛みを持って。
真面目に話していたら、いつまでも言葉はとまらないし、出口が見つからなくて、また泣きそうになってしまいます。
どちらを選んだってね、きっと後悔することはわかっているんです。
悔いのない人生を、なんてきっとムリだ。
悔いるということも、僕らが生きている証なのだと。
短い時間でしたが会えてよかったです。
日曜日はそもそもはお母さんとしか会わない予定だったのに、いろいろあって大好きなひとたちに会えてホントによかったです。
たぶん、いまのわたしにはみんなに会うことがすごく必要だったと思います。
帰りの飛行機のなかで、2日間のことを反芻しました。
いろんなことがあって、とても楽しかったです。
そして同じくらい心がひりひりしていました。
それが何なのか、もしも言葉にしようとしたら途端にチープになるような、ありふれた息苦しさ。
「あ、それわかる」なんて簡単に言われてしまうような平凡な憂鬱。
だけど自分にとっては、たったひとつの痛みなのだと知るのです。
凡庸だったとしても。
嘘だったとしても。
そうして積み重ねてきたものが無意味だったとしても。
そうして目指す場所には何もなかったとしても。
【次回ライブのお知らせ】
今週末です、金曜日!
19時過ぎから出演します。
金曜日なので心置きなく来てほしいのです。
■2016.2.26 (fri)■
"If Music Could Talk"
@代々木Zher the ZOO
open 18:30 / start 19:00
adv: ¥2,300 / door: ¥2,500
cast: CastingAround / ザ・マルフォイズ / The Candy Ditches
DJ:ニシムラヒロサト (Rahulas)
































