
卒園旅行に行ってきました。
かなたくんが生まれる前は休みのたびに自転車や18きっぷで貧乏旅行をしていたのですが、かなたくん誕生以降はそんなことはできるはずものなく…でしたが、もう保育園も卒園ということでそろそろかなたくんも一緒にそんな旅を解禁しようということでの卒園旅行でした。
行き先はずっと行きたかった伊豆諸島。
あまり遠くは厳しいかなと思い、式根島と新島にしました。
とはいえ、竹芝よりフェリーで9時間。
さるびあ丸の2等船室のとても狭いスペースにぎゅうぎゅうにごろ寝していきました。
海からの東京夜景がきれい。

船の上から朝焼け。


天気もよくて青い海がきれいです。
式根島は周囲12キロ、人口500人のとてもちいさな島です。
港まで宿の方が迎えにきてくださったので、荷物をおいてから電動自転車で島めぐりしました。

海はきれいで風が気持ちよくて最高でした。
車もほとんど通らないのどかな道でなんだか懐かしく、それでいて特別で、ひさしぶりに世界を美しいと思えました。





絶対にきてみたかったのはここ地鉈温泉。
海のすぐそばにあってとても熱いのですが、満潮時には海から波が入ってちょうどよい温度になります。
1日2回、満潮の前後が入り時です。

波の音を聞いて、絶景を眺めて、もう、最高でした。
これまでいろんな温泉に入り続けてきましたが、間違いなくランキング上位です。



居合わせたひとたちとお湯につかりながらずっと話して、この感じもすごく懐かしかったです。
コロナ以降こんなことなかったので、なんだかすべて戻ってきたようで感動でした。
太陽が沈むのを待ちながら座っていたのもいつぶりだろう。


新鮮な魚がおいしすぎました。
式根島・新島はくさやが名産ということでそれもチャレンジしました。
世界に5番目に臭い食べ物とのことだったので身構えましたが、普通においしいおさかなでした。

次の日にはあと2軒の野天風呂にもいってみました。
松が下雅湯はいい湯加減。
一緒にはいったプロのカメラマンさんに写真いただきました。


足付温泉は冷たすぎて入れず。温泉内を魚泳いでました。

島を旅行していると何度も同じひとに出会ってだんだん仲良くなるのも楽しみのひとつです。
みんな挨拶してくれて、優しい世界がとてもうれしかったです。
式根島をたつフェリー乗り場でそんなみなさんと再会し、次の目的地が同じ人、帰るひと、たくさん話して手を振ってわかれました。


わたしたちは新島へ。
新島は式根島のすぐ近くなのに、雰囲気が全然違いました。
有名なサーフスポットの羽生浦海岸。
すごい荒波で海の色もとてもきれい。




モヤイもたくさんいました。

こちらの島は神殿風の湯の浜露天温泉。
式根島のワイルドさとは違って、かなりきれいに整備されていましたがどちらも素晴らしかったです。
式根島も新島の露天風呂は全部無料です。近くにあったら毎日でも来たいですね。


夜ごはんのお刺身は同じ宿に泊まっておられた釣り旅にこられたひとたちが釣ったさかなでした。
12時間かけてヨットできたそうです。とてもおいしかったです。

自転車で島を走って、海辺を歩いて、温泉入って、おさかな食べて。
ただ空の下を、海渡る風に吹かれて、誰かと話して、なんてことないようでここにしかない特別で。
ひさしぶりにただ世界を美しいと思い、ただ大好きだなと思えました。
耳をふさぎたくなるようなあふれる雑音もなく、心からの自由を感じました。
なんだかいろいろ取り戻したような気がするよ。



帰りもフェリーで7時間でしたが、島で仲良くなったかたがわたしたちの食べ損ねた島寿司をわけてくださったりでとても楽しい帰り道でした。

その方もお店が閉まっているところをわざわざ頼んで作ってもらったりされた貴重なお寿司なのに惜しみなくわけてくださり、こんなおいしいお寿司はなかったです。
1週間前に急に思い立って決めた旅行でしたが、予想をはるかにこえる感動ばかりで素晴らしかったです。
なんだろうね、いつも世界はわたしが必要としたときにちゃんと必要なものをくれるんだね。
かなたくんはきっと忘れてしまうだろうけど、これもまたどこかでかなたくんを作るなにかになってくれたらうれしいです。
もちろんわたしにとっても、またひとつわたしを作る何かになりました。
かなたくんは雑魚寝も平気なようだったのでこれからはもっとレベルアップしていけるかな。
また一緒にどこかに行きたいです。
日々は一区切りの前に、素晴らしい時間を過ごせて本当によかったです。
出会ったすべてのものに、ひとに、ありがとう。