命の記録 | It's a Beautiful World!

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夜が明けたら/CastingAroundドラムヒロヤユウコの日々のお話です

 

鼓動を感じる。

 

本日で妊娠32週、9ヵ月目に入りました。

9ヵ月と言っても4週で1ヵ月という数え方だし、発覚するときにはすでに2ヵ月という数え方なので実際はちょうど半年くらいです。

なんだか過ぎていくと本当にあっという間です。

 

この限られた時間を残しておきたいな、ということで昨日はマタニティフォトなるものを撮影に行ってきました。

お腹が大きくなってからはなんとなく自分の見た目に気がひけて写真を撮らなかったのですが、せっかくなので記念に残しておこうと思い行ってきました。

 

 

マタニティフォトを撮るには少し時期がはやかったようですが、平均よりかなりお腹が大きいみたいなのでちょうどよかったかもしれません。
我ながら驚くほどまるまるしたお腹です。

ここまで大きくなってくるとかなり動くのも苦しいです。

 

 

東京ではマタニティフォトを撮ってくれる写真スタジオもたくさんあって、値段もサービスも様々だったのでものすごく迷いましたが、ここの渋谷のスタジオはお値段リーズナブルでデータも全部くれて、プリントも4枚くれて、メイクもヘアもしてくれてとてもよかったです。
オススメです!

ホントにいい思い出を残せました。

もうこの妊婦という期間もあと少しなのかと思うと、きついことばっかりだったのになんだか名残惜しくなります。

今まで知らなかったたくさんのことを知って、たくさんの感情を覚えて、きっとこの瞬間しかない特別な時間でした。

不安もたくさん、期待もたくさん、大きなお腹は苦しく心配でもあり、同時に誇らしくもあって、そんな気持ちに自分がなるなんてホントに不思議な感覚でした。

いつかね、長い時間が流れたあとにまたこの写真をみてそれを思い出したいよ。

 

 

 

 

なんだか少し自分の顔が変わったような気がします。

仕事が毎日激務すぎて疲れているだけかもしれませんが。

このタイミングで毎日深夜残、時折早出、休出とかつてないくらい働いています。

 

 

それでも何事もなく元気に生きていてくれて本当によかったです。

あまり無理をしすぎないように、大事にしないとですね。

 

そんなお仕事もあと3週間。

このあと10月のおやすみは引っ越しの準備で追われて、11月にはいると臨月で遠出はできなくなるので、この日はおそらく最後のおでかけだろうということで、ちょっと街を歩いてきました。

都心におでかけ自体めったにしないので楽しかったです。

 

渋谷でお昼を食べて、銀座でキルフェボンのタルトを食べました。

 

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ふたりで4つも頼んで贅沢しました。

とてもおいしかったです。

今もう胃が圧迫されてあまり食べれないのですが、タルトはおいしすぎてペロリでした。

 

食べたかったあんバターも買ったよ。

 

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銀座ってすごいですね。

どうやって生きてきたらここでお買い物をするような人生になるんだろうと、にぎわうブランドショップを見るといつも思います。

なんだか半分異世界のようで、ここを歩いていると10年ほど前によく外の世界から東京というおとぎ話の世界に遊びにきていた頃を思い出します。

何もかもが非日常で、果てしない何かに憧れてドキドキするような。

 

東京に住むようになって、この街はいまだに異世界だけど、でもあの日のようなドキドキはもうなくて、かと言って「僕らの街」だと呼んでいた福岡に感じていたような親密さもいまだなくて、東京初心者のような感覚です。

でもね、寂しいとか居場所がないと感じるわけではないんだよ。

本質的な意味の孤独は失うことはないだろうけれど、この街の暮らしにも充分なあたたかさを感じているのです。

 

なによりもうすぐわたしが誰かの居場所になってあげないといけないのだからね。

 

あと56日、今しかない感覚をのがさないように、日々を大切に生きたいです。