夜半の月 第19夜 | It's a Beautiful World!

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夜が明けたら/CastingAroundドラムヒロヤユウコの日々のお話です

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キミがいるから美しい。


昨夜はキャスアラ企画「夜半の月 第19夜」でした。

東京での開催もはや3回目となりました。

今年の冬は寒くないね、なんて話していたのですが、この日は急激にこの街に冬が訪れた日でした。

冷たい雨の降る日。
ライブの日はいやに雨が多いような気がします。

イベントはいつも緊張感と期待でいっぱいなんですが、今回は忙しさに圧迫された日々で不安のほうが大きくなっていました。
そしてあまりにすり減らされてちょっとだけ卑屈にもなっていたかもしれません。
世界はわたしのことなど求めてはいないような気がしてね。

それはこの沸き立つ情熱といつも共生しているんだけれどね。
願うほどに期待も大きくなり、その分絶望してしまうようなね。


この日に向けての練習はしっかりしてきたので、そこはゆるぎない自信があったのですが、その分思ってしまうんです。


それでもイベントを楽しみにしていたことは間違いないです。

今回出演していただいたバンドさんは東京で出会ったバンドさんばかりです。
まだ数回しか会ったことのないかたや、初めてしっかりお話するメンバーさんもいたりでちょっぴり緊張しつつリハーサルをして、少しずつ打ち解けて、ライブのはじまりです。


1番目はThe Gung Baloon。

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ベースの和田くんがいつもわたしたちが使っている石神井公園のDot Spot Studioの店員さんで仲良くなりました。
実はわたしは見るのは初めてでした。
ライブを見たかんぶんとゆいくんから話は聞いていたのですが、その話以上にとてもよかったです。

メンバーのみなさん若くて、なんというか、これぞバンド!というキラキラ感にぐっときます。
真っ直ぐなメッセージ、キャッチーな歌メロ、それを届ける強い歌、勢いのあふれる演奏。
みんなが楽しそうで、バンドを愛していて、仲良さそうで、あぁ、バンドっていいなと思わず笑顔になってしまいます。
青春スポーツアニメの主題歌にしたいような曲たちです。
これはアニメ好きのわたしたち的にはものすごく褒めています。
アニメ見ないひとにこれを言うと悪くとられるときもあるからね(笑)

真っ直ぐすぎて眩しくて、ちょっと苦しくなってしまうくらいにね。
荒削りな部分も含めて素晴らしかったです。
ありがとうございました!

The Gung Baloonには年明け1/5に新宿JAMで行われる新年会ライブに誘っていただきました。
また一緒にやれるのが楽しみです。
ありがとうございました!


2番目はThe Look at Me's。

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渋谷乙で共演して仲良くなりました。
だって、もう青春時代に聞いてた音楽が同じだってすぐにわかりましたもん!
ど真ん中、大好きなエモです。これぞ!です。
完成度がとても高くてめちゃくちゃかっこよくて、ちょっと悔しくなってしまうくらいにいいです。
エモバンドに夢中だった興奮がよみがえってきます。

ボーカルのマークはアメリカ出身なんだけど、日本語も流暢でMCがとてもおもしろいです。
なんだかおもしろい曲名もいいですね。
そしてあの曲、あの演奏はずるい(笑)

出会えてよかったです。
ありがとうございました!
ぜひ福岡に来たいと言ってくれているので、来年は一緒にいけたらいいな。


3番目はhiza。

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ここ三軒茶屋ヘブンスドアで出会ったバンドさんです。

3ピースで轟音なキャスアラと同じ編成。
かき鳴らすギターの音と混ざり合って迫ってくるリズム、このオルタナ感もやっぱり大好きなところです。
ちょっとアンニュイな雰囲気のあるボーカルさんもとてもかっこよかったです。
クールな中に静かな情熱を携えているのが音からも伝わってきますが、お話するとすごく音楽に真摯で繊細でぐっときました。
交わした言葉は少しですが、とてもいい刺激をいただきました。
ともに頑張ろうと思えるひととの出会いはホントにうれしいです。

また次回ぜひというお話をしたので、今後の夜半の月でもう一度共演したいと思います。
ありがとうございました!

4番目はEASY ROCKS。

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8月の福生UZU、10月の福生チキンシャックと続いて今年3回目の共演です。

空気を切り裂くギターリフ、包み込む心地よい音、その中からからだを奥に響くリズム。
ホントに気持ちいい音を届けてくれるバンドです。

フロント3人は約20年前にここヘブンスドアによく出演されていたそうで、その懐かしいなぁのお話もおもしろかったです。
なかなか元気のいい若者だったそうで(笑)

もうすぐ自分も同じようなことが言えてしまうくらいになりそうですが、やっぱりそれだけ続けていけるというのはすごいことですね。
楽しいことやっている、好きなことやっているとは言えども、続けていくことは決して容易ではないことを知っているからね。
それだけ長い間続けてきて、そして今も昔もいい音を鳴らしているというのはホントに素晴らしいと思います。

そんなステージに一緒に立ててよかったです。
ありがとうございました!


そしてラストがわたしたちでした。




遅い時間になりましたが、みんな残って見てくれました。

世界はわたしのことなど求めていないだろう、なんて思っていたけれどね。

そんなことはなかったみたい。

これは思い上がりなのかもしれないけれど。
少なくとも、いまこの瞬間、ここヘブンスドアという世界ではみんながわたしたちを待っててくれました。

音を鳴らす、世界が変わる。
わたしの世界が色づき始める。

目の前には真剣な顔、楽しそうな顔。
ひとりよがりじゃなくていられた、みんなが受け取ってくれたから。


重くのしかかっていた気持ちなんて、ここまでの素晴らしいバンドさんたちの演奏でほとんど消えてしまっていたけど、やっぱり自分が演奏する時の感覚は格別です。
そうだね、ホントに羽が生えて自由に空も飛べるみたい。

僕らの音で描いたこの世界では。


ホントに気持ちよく最高の演奏ができました。
どうもありがとうございました!
月並みですが、ホントにホントに楽しかったです!

寒い中だったけれど来てよかったよの言葉や、感動したよの言葉。
この東京という街のなかで考えれば決して多いお客さんではなかったかもしれないけれど、そのひとりひとりが感じたことを伝えてくれたその言葉は、何万人もの拍手に勝るものです。

目の前のひとが、そう思ってくれたことが何よりうれしくてうれしくて。

大げさかもしれないけれどね、生きる意味を与えてくれてありがとう。
くだらなくてちっぽけなわたしはね、どうしたって共有してほしいと思うのだよ。


ライブのあとも、出演者のみなさんやお客さんといろいろお話して楽しい日になりました。
改めてみなさま、ホントにありがとうございました!
そして、何の力もないわたしたちにイベントのきっかけをあたえてくださったヘブンスドアのみなさん、ありがとうございました。

みなさんがいてくださったから楽しいイベントになりました。


夜空の月だって、月ひとりで美しく輝いているわけじゃないんだ。

太陽の光があって、夜の闇があって、散りばめた星があって。

そしてこの大地に立って見上げるキミがいるからこそ美しさを知るんだ。


冬の冷たい夜空、夜半の月を一緒に輝かせてくれてありがとう。


2015.11.25
CastingAround セットリスト

1. Gravity
2. さくら さくら
3. 流星
4. 素晴らしい世界
5. ムーンライト
6. 国道三号線

アンコール 春待ち


【次回ライブのお知らせ】

次回は九州出身バンドのイベントに出演させていただきます。
アズアンも一緒に出演です!

■2015.12.12 (sat)■
豚骨ロックVol.65杯目
@南青山レッドシューズ
start 20:00
adv: ¥2,000 / door: ¥2,300

cast: a.s.a.n / CastingAround / ザ・ダイヤモンズ / KK / BLOW (鶴川仁美 ex.TH eROCKERS)

ぜひ遊びにきてください!


そして今週末福岡に帰ります。
あまり予定がなくてヒマしているのでぜひどなたかお時間あるかた遊んでください!