僕とあの街の物語。
週末は福岡・佐世保ライブのために九州に帰りました。
やっぱりね、九州ツアーじゃなくて帰りました、と言ってしまいますね。
今回もまたいつものLCCで帰ります。
金曜日午後の成田発ジェットスターで福岡へ。
毎月のように乗っているジェットスター便ですが、誰かと一緒だとまたいつもと違って楽しいですね。
都心から成田までは遠いですが、飛行機に乗ったら一瞬で福岡です。
金曜日の夜はドラムレッスンだったので、そのままスタジオへ向かいました。
次の日のライブで演奏する新曲の特訓をしました。
直前でアレンジを変えたりしてかなりドキドキ。
何度も何度も練習して叩き込みました。
アドバイスをいただいてよりよくなったからね、絶対本番では成功させねば!
アヒトさんもライブを見に来てくださるとのことだったので、これはなかなかプレッシャーやら楽しみやら。
でも前日にレッスン受けることができてよかったです。
レッスンのあとはレッスンの送り迎えをしてくれたひとにお礼を兼ねて資さんうどんを食べに行きました。
ひさしぶりに食べました!
やっぱり博多のうどんはいいですね。
資さんは北九州でしたかね。
24時間いつでもうどんが食べれるのも福岡ならではですね。
それから真夜中に次の日一緒にライブに出演するなおちゃんの家にお邪魔しにいきました。
ごろごろしながら話す時間が楽しいね。
そしてなおちゃんちでぐっすり眠って土曜日。
朝からなおちゃんのお母さんがいらっしゃっいました。
なんだか懐かしいこの感じ。
そうそう、地元に住んでいた子供のころ、友達のお母さんとこのくらい遠慮なく話していたんですよね。
「おばちゃん、なおちゃんおる?」なんて言って家につかつかとあがりこんでいた頃を思い出すような、フレンドリーさにほっこりしました。
とても優しくてステキなお母さんですね。
そうこうしているうちにわたしのお母さんも近くまできたとのことだったので、なおちゃんもつれて3人でお昼ごはんを食べてきました。
きっとずっと記憶に残るようなすごい話をさらっとしてね、なかなか刺激的な時間でした。
ライブ前に揺さぶられ過ぎて困ってしまうよ。
お腹もいっぱいになったので、いざライブハウスへ。
穏やかな秋の陽射しが心地よい午後。
UTEROもひさしぶりです。
リハーサルからインペリアルガーズのサスケさんのおしゃべりが炸裂してて懐かしい気持ちになりました。
東京ではない、博多ならではの光景ですね(笑)
東京からきてくれた1303は昨日からいろいろと福岡を満喫した模様。
もつ鍋やらラーメンやらいろいろ食べ歩いてきたそうです。
そうですね、福岡は食べ物ばっかですもん(笑)
そんななごやかなリハーサルを終え、お客さんも集まり始め、いよいよライブがスタートしました。
1番目は原山尚子。
わたしの大好きな大親友で心から尊敬するアーティストです。
なおちゃんの素晴らしさは何度もしつこいくらい書いてきたけれど、ホントにこの日も素晴らしすぎました。
何度も何度も泣きそうになります、彼女の歌には。
いつもいろんなことを話しているから余計に感じるのだけれど、普通に生きていればこんなことあったよと友達とカフェで話すようななんてことない出来事だってね、彼女の目にはこんな風に映って、こんなカタチで世界に返ってくるんだと、驚きにも似た気持ちになるんです。
きっとこれを才能だと言うのだと思います。
ちょっと悔しくなるくらいに。
心に届くたびに胸が痛くてどうしようもないよ。
1年ぶりだったので新曲も多くてとてもよかったです。
1曲目に歌った曲がすごくよくて、あんな曲ができるような日々を生きていたんだね、というとなおちゃんは、あの曲はヒロヤさんの話を聞いて作った曲だと教えてくれました。
そのときの衝撃は何て言っていいかわからないです。
うれしかった、それはもちろん。
こんなカタチになるなんて、驚きとうらやましさと。
そしてよみがえってくる胸の痛みと。
例えばとてもとても大事な想いがあっても、届くこともなく誰にも知られることもないならば、目に見えないそれはこの世界に最初から存在しなかったのと同じなんだろうけれど。
確かにここにあったことを、知っていてくれてありがとう。
なおちゃんは盛り上げれなくてごめんなさい、なんて言っていたけれど、そんなんじゃないんです、なおちゃんの音楽の素晴らしさは。
透明で美しくてズキズキ刺さる彼女の音楽が大好きです。
こんなにも音楽をする意味を持って生きているひとなんてそうそういない、ホントに素晴らしいアーティストです。
一緒に出演してくれてホントにありがとうございました!
2番目は東京から1303。
元キャスアラのベーシストだいちゃんが東京で組んだバンドです。
今回で3回目のライブだそうですが、キャスアラは3回とも見ています。
というより、3回とも夜半の月でした(笑)
上京してだいちゃんがバンドを組んだと聞いたのですぐ声をかけて一緒にライブさせていただいたのですが、とてもいいバンドでめちゃくちゃ好きになり、何度も誘わせていただいたのです。
今回の福岡もきっと無理だよね、と思いつつ声をかけたら思いの外すぐにOKがもらえ、ここに一緒に帰ってくることができました。
ホントにすごく曲がいいんです。
キャッチーできれいなメロディー、エモーショナルで懐かしくて、心にぐっときます。
聞いていると心地よくなるこの感じは何て言えばいいのかな。
アレンジも秀逸でホントにかっこいいです。
だいちゃんのコーラスもいいですね。
たった3回しかライブしてないだなんて思えなくくらいクオリティが高くてびっくりします。
だいちゃんはわたしたちと大学のサークルで一緒だったのですが、1303を見ているとその頃を思い出します。
バンドがかっこよくて仕方なくて憧れだけで突っ走ってた頃。
バンドメンバーが仲良くてみんなでいるだけで楽しかった頃。
だいちゃんたちだってもうずいぶん大人で何一つあの頃と同じではないのだけれどね、1303には何かそんな空気感があります。
青春モラトリアム、僕らずっとずっと。
だいちゃんが今でもこうしてバンドを続けてくれていて、また新しい仲間が増えてとてもうれしいです。
はるばる福岡まできてくれてホントにありがとうございました!
そして次はIMPERIAL GUARDS。
博多の伝説ヘビーメタルバンドはやっぱりめちゃくちゃかっこよかったです。
すごいですね、あがります!圧巻のステージです。
これぞ王道のヘビーメタル、様式美。みんなものすごいうまいし、かっこいい!
30年以上変わらないかっこよさを維持しつつ、さらなる高みを目指しながら続けてこられたことを尊敬します。
何より自分たちの音楽を貫かれ続けているのがステキです。
なんだろう、ホントにこのステージには清々しさを感じます。
それだけ大先輩なのに、みなさん誰も偉そうでも説教臭くもなくてわたしたちを音楽仲間として扱ってくださることにも感動します。
みんなものすごく優しくていいひとたちなんです。
松下さんのステージングは最高にかっこよくて圧倒的な存在感があるのですが、MCではそんな人柄の素晴らしさも感じ、それがまたいいなぁと思うのです。
この日はベースの上原さんがラストでした。
最後に一緒にやれてよかったです。
上原さんとサスケさんのリズム隊はものすごく心地よくていいですね。
IMPERIAL GUARDSでふたりの音が聞けなくなるのはちょっと残念ですが、また新たなカタチでいつか一緒にライブできる日を楽しみにしています。
誰も音楽をやめたりはしないからね、どんなカタチであれきっとまた会えると信じています。
キャスアラもこれくらい長く常に進化しつつ続いていくバンドでありたいと思います。
IMPERIAL GUARDSの歴史のなかで大事にな日にキャスアラと一緒にライブしていただきホントにありがとうございました!
そしてラストがわたしたちのライブでした。
ひさしぶりの福岡はたくさんのひとに囲まれて最高のライブになりました。
ステージから見えるんです。
懐かしい顔。楽しそうに聞いてくださっているひと、口ずさんでくださっているひと。
初めてのひとは食い入るように見てくださっているひともいました。
真剣なまなざし。わたしたちに向けられたカメラ。
わたしたちが好きでやってきた音楽をこれだけたくさんのひとが真っ直ぐに受け止めてくださっているというのはすごいことです。
決して当たり前の、何もなく手に入ることではないということは、東京で嫌というほど実感しました。
自分では最高の演奏をしたよと思う日だって、見向きもされないことが何度もありました。
こんなにいい音出したのに響かないんじゃ、何やったってダメだよ、なんてね、自信過剰なのか自意識過剰なのか、よくわからなくないような感情で途方に暮れたことも何度もありました。
福岡の街だからなんです。
この街で積み重ねてきたんです。
いつだってどこだって変わらないいい音を出していると敢えて言うけれど、それでも耳を傾けて、目を向けて、心を開いてもらえないと届かないんだよ。
受け入れてくれてくれてありがとう。
ここに来てくれてありがとう。
この街にただいま、と言えたにはこの時間を共有してくださったみんながいたからです。
ホントにありがとう。
福岡UTEROのステージはホントに気持ちよくて、とても自由に演奏できました。
この街で生まれた懐かしい音から、東京で生きる僕らの新しい音まで。
心のままに演奏できました。
素晴らしいライブをありがとうございました!
ライブのあとはいつもものすごい高揚感を感じるのですが、この日はいろんなひとと会えたのでさらに高揚しすぎて爆発しちゃいそうでした(笑)
ひさしぶりのひととお話したり、今日初めて見ましたのひととお話したり。
楽しい時間でした。
博多のライブならではの打ち上げは2時過ぎまでとても盛り上がりました。
バンドの話から、真剣な人生悩み相談。
どうでもいいバカ話や、穏やかな世間話。
いろんな話ができて楽しかったです。
そして渡辺通りをぐだぐだ歩いてラーメンへ。
鳳凛は相変わらずおいしかったですね!
(今月はもう体力が残っていませんので、これにて10月のラーメン会とさせていただきます。)
さらにまだ帰れないひともいたのでソウルキッチンへ。
解散して帰り着いた頃にはもう朝7時になっていました(笑)
ホント、こんなライブ普段ないですからね!
ステージに立ってライブするだけなのにね。
ものすごい長い1日でいろんなことがあって、心がたくさん動きました。
そうですね、シンプルに言えばめちゃくちゃ楽しかったです!
キャスアラが福岡に来るのは決して思い出話をしにきているんじゃないんだよね。
僕らとみんなの関係はいまもまだここにあって、育っていっているんだよ。
これからもずっとずっと福岡が大好きです。
きっとまた帰ってくるからね。
またおかえりと言ってもらえたらうれしいです。















