この手で集めていくしかないのだと。
忙しさに追われているうちにあっという間に時間が過ぎていき、ここに綴ることもできないままでした。
先週はバンドのグッズ製作して、スタジオ練習して、週末には家族が遊びにきて、そして昨日は4月の2回目のライブでした。
3回目の出演となる新宿Motionにて。
またしても土砂降りでした。
ライブの日は雨が多いような気がしますが、たぶんライブが多いだけですね。
昨日はそんな天気のせいなのか、ちょっと疲れがたまって体調が思わしくなかったせいなのか、あたたかな春が訪れたとは思えないくらい心も冷たい雨に打たれた日でした。
ずっと我にかえらないようにね、走り続けているようでね。
なにやっているんだろうって気持ちが爆発してしまう日があるのは、きっと自分だけではないのだと思います。
何にもならないことに一生懸命でね、でも何かになりたくてね、何者かであるようなふりをしてね、その隙に何かになれればいいだなんてね。
どうしようもなくみじめなはずなのに、やっぱりどうしようもなく焦がれて、瞬間の輝きや楽しさにとらわれてまた無限ループを繰り替えてしまうよ。
それがわたしのへたくそな愛なのかもしれないけれど。
ステージで演奏することはやっぱりどうしようもなく楽しくて幸せな時間でしたが、世界中の誰も自分の音など求めていないという感覚に折れそうになってしまう日なのでした。
土曜日にディズニーランドに行ったのですが(この話はまた詳しく書きます!)、そこで園内を走る列車に乗ってまわりに手を振るとみんなが手を振りかえしてくれたことに泣きそうになりました。
毎日の殺人的混雑の通勤電車は殺伐としてて、どんよりした悪意が満ち溢れています。
それと真逆のものがあふれていたディズニーランドの電車。
あまりにも美しい感情だけで世界が彩られていて心が震えました
それを思い出してライブのあと、西武線のホームから山手線の電車に手を振ってみました。
もちろん誰も振りかえしてくるわけありません。
当たり前ですよね。
でもね、きっとこの通勤電車に乗っている人も、ディズニーで電車から手を振っていた人もホントは同じひとなんです。
通勤電車ではまわりも見ないけれど、ディズニーでは笑顔で手を振るんだと思います。
わたしだってきっとそうなんです。
わたしたちはいつも同じようにライブします。
わたしたちの曲はいつだってわたしたちの曲だし、わたしたちの演奏は誰の前でも同じです。
それでも、まったく見向きもされない日もあれば、何かのきっかけで興味を持ってもらえて聞いてもらえる日もあるんです。
同じひとが聞こうとも思わない場所もあれば、受け入れる気持ちで聞いてくれる場所もあるんです。
だからね、ここが夢の国じゃないことを嘆きたいわけではないんです。
夢の国をこの手で作っていかなくちゃいけないと、そう思うんです。
わたしにはこの音を受け入れてもらえる場所を作る努力が足りないのかもしれません。
通勤電車で手を振れなんて言いたいわけじゃなくてね。
手を振ってもいい場所はわたしが作っていかなきゃいけないね。
なにやってるんだろうって悲しくなってしまう日もあるけれど、それでも何かと誰かと比較して、自分たちの価値がないだなんて思ったことはただの1日もないのだから。
この雨があがったら、また元気だして頑張っていきたいです。
はやく冷たい春の雨がやんで、晴れた空に会えますように。
