桜の咲く頃に、キミに会いたい | It's a Beautiful World!

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夜が明けたら/CastingAroundドラムヒロヤユウコの日々のお話です



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何度目の春。
初めての春。



今週末は福岡に帰りました。
金曜夜の飛行機で。

今回はちょうど春休みとかぶっていて、どこの飛行機もすごく高いしちょうどいい時間帯がなかったので思い切ってANAにしました。



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1年ぶりくらいにANAに乗りましたが、なんだかずいぶん待遇よく感じました。
普段が安い交通機関ばかりだからですね。
全然遅れないし、機内は快適だし、マイルもつく!
乗客は会社員ばかりで全然雰囲気違いました。


快適に眠っているあいだにあっという間に福岡!


やっぱり東京よりずいぶん暖かい気がします。


金曜夜は一緒にいったかたの希望で一風堂でラーメンにしました。



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東京の主要な街にはどこでもあるんですけどね(笑)

やっぱり福岡だと味が違うの?とよく聞かれるのですが、わたしの食べた感じでは逆にびっくりするくらい同じです。
東京で同じクオリティのラーメンとホットもやしが食べられるのはありがたいですね。
この日もたいへんおいしくいただきました。


夜の天神の街、福岡も桜満開でした。

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舞い散る花びらとともに、この街での思い出もこぼれおちてくるよ。
ひらひら、わたしのうえに。



今回のドラムレッスンは土曜日の午前中でした。


自分たちの曲のうちの1曲を叩きながらのレッスンだったのですが、その1曲中で基礎から見直さなきゃいけないことや、そのフレーズをよりよくするために必要なことをホントにびっくりほどたくさん指摘されました。
難しいフレーズを叩いてみるということより、身にしみついた癖のようなものを矯正するほうが何倍も難しいですね。

簡単にはできず、かなり悪戦苦闘だったので、また帰って練習せねばです。


また月例のバンドの近況報告やら相談やらも、はっとするような言葉をたくさんもらいました。
いろんなひとにいろんな言葉をもらうし、いろんな場所でいろんなことを思って、自分の気持ちもあっちこっちになったりするのですが、こうしてリスペクトするひとから強い言葉で背中を押してもらうと、またブレずにいれる自信と勇気をもらいます。
ホントにありがとうございます!
またここでチャージした気持ちで頑張りたいです。


レッスンのあとはいつものお友達とお茶して舞鶴公園にお花見散歩に行きました。

この日1日で一気に花開いたようですね。



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とても暖かくて素晴らしいお花見日和でした。

福岡に住んでいるあいだにここには何度もきたのに、やっぱり毎年この景色は違って見えます。


いつかの気持ちも、去年ここで見上げた気持ちも、夜風の冷たさも、躊躇いがちだったあの日の言葉も、全部全部はっきりと思いだせるのに、どこか遠い夢のなかのことのようです。


そうだね、あのココロを言葉にできないことを痛いと思ったけれど。
あのココロもその痛みも通り過ぎた春風とともにもう二度とここには戻ってこないと知るのです。


それがいいも悪いもないときっと誰かわたしに言うだろう。
そういうもんだって。


そういうものでした。
ここにはこの春しかなかったよ。



目に映る、満開のさくら。
いつだってめぐる季節はドラマチックなわけじゃなくて。


穏やかな春の日に、とりとめもなくくだらない話をしたよ。
あいもかわらずモラトリアムな今日を笑ったよ。


それでもやっぱり春は美しかったよ。


そんな今日という春が美しかったんだよ。



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夜はまた別のひととラーメン!ではなく、うどんのウエストに行きました。

恒例ウエストのもつ鍋300円、コスパ最高ですね。
野菜ももつも追加して、うどん麺もいれて、どんぶりも注文したのにひとり1000円なんてさすがです。
東京都心にもできてほしいです。



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日曜日は朝早くから電車に乗っておでかけしました。


青春18きっぷの3,4枚目を使って熊本へ。


福岡には何度も帰ってきましたが、九州のほかの街に行くのはひさしぶりです。
のどかな車窓が懐かしくて。



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そこらじゅうに春があふれています。


熊本市内でたくさん遊んできました!


レトロで素敵な熊本電鉄。
旅情たっぷりです。



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熊本ラーメン、こむらさき。
ずいぶんあっさりだけど、塩味は濃いめ。
むかし熊本ラーメンを食べたときは苦手なイメージだったのですが、これはとてもおいしかったです。



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桜満開、熊本城。
なんと素晴らしい日本の春。



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桜に立派なお城の姿が栄えますね。



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さすが熊本、もう初夏のように暑かったです。
城内広くて、何度も休憩しては散策。



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忍者もいたよ!



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歩き回って春の景色を眺め、いろんな歴史ある立派な建物を見学して、熊本城を満喫しました。


そして珈琲アローという喫茶店へ。
琥珀色のコーヒーで有名なこの店はコーヒーのみで50年間1日のやすまず営業されているそうです。



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レトロな店内でとても不思議なコーヒーをいただきました。



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透き通るコーヒーは別物すぎてホントにコーヒーなのか!?という感じでしたが何度か飲んだらはまりそうな不思議な味です。
マスターもとてもいい感じのかたで、ファンも多いとのことでお客さんいっぱいでした。



熊本の街を歩いていると見覚えのある地名に昔のことを思い出しました。
黒川温泉で仲居をしていたころ、たまにやすみがあると仲良かった後輩と熊本まではるばる遊びにきていました。
たった半年の短いあいだだったけど、自分と自分のまわりのひとたちの人生がひっくり返るほどのできごとがたくさんあってものすごい荒波の半年でした。
懐かしいというより、いまだにあのときどうすればよかったんだろうってね、後悔に似た気持ちがよみがえってきます。


そう、それこそ、そういうもの、なんだよね。
なるようになった、その結果を受け入れる以外できないのだから。


そういうものだと受け止めることはホントはイチバン強さが必要なことなのかもしれないね。



夜の便に乗って東京に戻らなければならないので夕暮れ前に熊本を出発。
ふたたびのどかな車窓を眺めて電車に揺られました。



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優しい夕暮れ。


楽しかった週末もあっという間に終わりです。


日曜日の夕暮れに、明日にならなければいいのにと思うひとは少なくないだろうけど。


明日にならなければいいのにってね。
このままこの電車がどこにもたどり着かなければいいのにってね。


やっぱりどうしようもなく思ってしまうよ。
言ってしまうとありふれた憂鬱になってしまうことを。


きっと間違いなくありふれた憂鬱なんだろう。
世界中で飽きることなく繰り返させる、ありふれて、それでいてわたしにとってはたったひとつの、どうしようもなく特別な気持ちなんだよ。



帰りも快適な飛行機でひとっとび。
眠っている間に東京についてあっという間でしたが、そのぶん疲れがどっとでて、羽田から家までがめちゃくちゃきつかったです。


それでも終電までには家に到着。
朝は福岡にいて、お昼には熊本にいて、夜には東京だなんてなんだか変な気分です。


こんな風に遠くに残している気持ちがあっても、ここでちゃんと世界に足がついて立っていることを実感ことも不思議な気分です。


熊本で懐かしい景色に思い出したあの頃のわたしは、どこにでもいけるけれどどこにもいる場所なんてないやといつも思っていました。
そしていきすぎた孤独は誰かを傷つけて、自分を傷つけて、いつまでも後悔の苦い味を残すようなことをたくさん残してしまいました。


いまはまったくそんなことないよ、とは言い切れないけれど。


きっとたぶんあの頃よりは世界を受け入れて、どこにでもいけるけれどどこにもいかないココロを持っていられる気がするよ。


何度もめぐる季節に。
少しずつ変わっていく景色。
変わっていくわたし、とりまく世界。


それでも何度めぐったとしても。
めぐりあい、変わらないものもあるだろう。


だからきっと春は美しいんだろう。



今年も大好きな僕らの街で桜が見れてよかったです。


きっとまた忘れられない刹那な景色をそっと瞼に焼き付けました。