氷の芸術 | It's a Beautiful World!

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夜が明けたら/CastingAroundドラムヒロヤユウコの日々のお話です




この冬を忘れない。


そんな季節にすべく、昨日は埼玉県の秩父の三十槌(みそつち)の氷柱を見に行ってきました。
山肌から染みだした水が凍って大きな氷柱を作っている三十槌の氷柱ですが、昨日から夜のライトアップが開始されるとのことでそれにあわせていってきたのです。

わたしは西武新宿線と池袋線の沿線に住んでいるのですが、秩父はその終点です。
いつもと逆方向、都心から遠ざかる方向へ電車に乗ります。

どんどん田舎になっていく景色、ここのところ東京は毎日びっくりするほどの快晴です。




飯能というところを過ぎると電車はボックス席でした。
東京では見かけないボックス席、いいですね。
いつまでも乗っていたくなります。

秩父の手間で大きなトンネルを越えると、そこは雪国でした!
そこまで積もってはなかったですけれど、冬に電車に乗っているとこの瞬間に感動します。

秩父到着。最寄の保谷駅からは約1時間半です。




西武鉄道がすごく推しているの結構な観光地と思いきや、ちいさなちいさな田舎町でびっくりしました。




そう、秩父というとこのアニメの舞台でしたね。
せつなくて痛い、景色の描きかたや空気感がとても美しいいいアニメでした。
最終回がちょっと腑に落ちなくもなかったのですが。
あと、OPがアニメーションと音楽がとても素晴らしく秀逸でした。
(OPソングがフルバージョンよりOPの尺のほうが何十倍もよかったのも懐かしい。)




アニメの舞台も見てみたいですが、それは夏ということで、路線バスに乗り込んで目的地を目指します。

駅からバスで1時間弱、この氷柱の季節だけ特別に設置されているバス停で降りて山道を歩くこと10分。


見事な氷の芸術がありました。




かなりの大きさでとても素晴らしかったです。
こうして自然のつくりだす景色はいつも奇跡のようです。




水に映る景色もきれいです。
やっぱり雪と氷の季節がイチバン好きです。
この透明な美しさにどうしようもなく魅かれます。




この氷柱は天然のものなのですが、その横に人工の氷柱もありました。




人工のほうが大きく作られていました。







そんなに観光地として有名なわけでもないようで、そこまで人も多くなくゆっくり見て歩けました。

駐車場にはちょっとしたカフェスペースもあったのでひとやすみ。





秩父B級グルメと銘打っていたみそこんにゃくとみそポテトを食べました。
ほくほく、おいしい!







本格的に雪が降ってきたので、また河原をお散歩。




いろんなところに氷柱ができていました。




外に長い時間いましたが、北欧旅行のときに買ったダウンジャケット+ユニクロヒートテックで少しも寒くないわ、でした。




ライトアップは17時からということで、20分前くらいから氷柱の真ん前で待っていました。
帰りも当然バスなんですが、最終バスは17時36分。
バス停まで歩いて12分くらいだったので17時20分にはここを出発しなければなりません。

たった20分しかライトアップが見れないのでなんだか気持ちが焦ります。
そして17時、初日のためかいつまでも点灯されません。
あぁ、お願いはやく点いて!!

17時5分、ようやくライトアップが始まりました。

あぁ、これは思った以上に幻想的で素晴らしい美しさです!!




ライトアップの色はゆっくりと変わっていきます。




ブルーがイチバンきれいでした。



人工のほうはちょっと派手目なライトアップ。




とてもきれいでいつまでも見ていたかったですが、バスの時間が近づいてきたので名残惜しく出発です。







真っ暗な夜道をバス停まで走っていると、やっぱり同じように向かっている人が何人かいらっしゃいました。
今後行かれるかたのために情報です。

最終バスに限り、バス停は通常運行時の宮平だけでなく、特設の三十場にもとまります。
宮平までは歩いて20分くらいですが、三十場までは10分ちょっと。
帰りは下りなので走れば10分もかからないです。
氷柱を25分まで見ていても間に合います。
平日だったら最終バスは18:01なんでライトアップをゆっくり50分見れますね。

わたしが行く前に調べたときにはその情報は見つからなかったので参考までに。

短い時間でしたが、念願だったきれいなこの景色を見れてホントによかったです。
無事バスにも乗れて山奥に取り残されることもなくよかったです。
そしてこのドキドキもとても楽しかったです。

帰りのバスは三峰口という秩父鉄道の駅とまりなので、そこで秩父鉄道に乗り換えです。

秩父鉄道はレトロな駅舎でステキでした。




あぁ、また旅心をくすぐられます。
3か月だけ東北に出稼ぎに行っていたとき使っていた路線がこんな感じでとても懐かしい気持ちになりました。
また今度ゆっくり乗りにきたいです。




帰りは秩父のひとつ手前の駅で降りて温泉に行ってきました。




これまたレトロな温泉で、安っぽいゲームコーナーがあったり、宴会場があったりでたまりませんでした。
雪見露天で思いっきり長湯してとても気持ちよかったです。

静かな駅からふたたび出発。




このままどこか遠くに行きたくなるような、終わりのない旅に出れるような気分だよ。
もうすぐただいまの距離なのにね。


世界の果てまで行けなくても、行かなくても、すぐ近くにもこんなに美しい景色に出会えるんだね。
ホントに楽しくてステキないい1日になりました。


この透明で美しい、大好きな季節がここにいるうちにまた冬の奇跡を見つけに行こう。