心にも あらでうき世に ならがへば 恋しかるべき 夜半の月かな
「夜半の月 第13夜」、無事終了しました!
「夜半の月」って「よわ」って読むんだ!というコメントをいただきましたのでひさしぶりに紹介を。
「よわ」という読み方、この「夜半の月」というタイトルは昔の和歌からいただきました。
いくつか「夜半の月」がでてきる和歌がありますが、わたしはこの歌が好きです。
「思いがけなく、このつらい世を生きながらえていたならば、きっと恋しく思い出すだろう。この夜半の月を。」
こんな意味です。
とても美しくせつなくて大好きです。
昨夜はそんな「夜半の月」をまたひとついただきました。
ホントに楽しく素晴らしくきっといつか恋しく思い出す時間になりました。
今回イベントは6月の7日間さんと一緒にライブをしよう、というところから始まり、わたしたちキャスアラが大好きなTHE WAGONさんとbrainwashさんに声をかけ開催することになりました。
会場はドラムロゴス、ちょっと大きすぎるのでは!?と思うくらいの大舞台でした。
今回のイベントではわたしたちがトップバッターを務めさせていただきました。
ドラムロゴスではこの日が2014年の音始めだったということで、なんと2014年ここで最初に演奏したのはCastingAroundというとても光栄なことになりました。
ということでの張り切ってのステージ!
大きな会場、高い天井、色とりどりの光たち。
いつきても、ここのステージでの音も眺めも最高すぎて1曲目から気持ちは最高潮です。
ホントに気持ちいい以外なんて言っていいかわかんないくらい気持ちよくて楽しくて最高でした!
やりすぎて体がバラバラになってしまいそうなくらいでした。
全速力で最後まで突っ走っても何も崩れなくなったのは、ここ最近の特訓の賜物かな。
急遽MCもふられたので、たくさんしゃべりましたよ。
予定外だったので一瞬焦りましたが(笑)
文章だったらこんなに素直になんでもかけるのに、言葉にするのは恥ずかしいものですね。
わたしがここの会場でイチバン好きなのはやっぱりこのきらきらしている高い高い天井です。
そこに大きくスティックを振りかぶって見上げるときがイチバン気持ちいいです。
なんだかそこには何もかもがある大きな空みたいだよ。
果てしない色鮮やかな景色がいつも映し出されて音に溶けて最高に心地よいのです。
どんな場所だって、自分たちの音があれば、そこがいつでもわたしの空だね。
2番手はTHE WAGONさんでした。
THE WAGONのステージは最高の勇気をくれます。
なんだろう、普段まっすぐにいいことを歌っている歌って煙たかったりもすることが多いのですが、THE WAGONのボーカル姫野くんの歌にはただただ感動して泣きそうになります。
嘘偽りなくそのひとの生き様があらわれる歌ってこういうことを言うんだ、とTHE WAGONのライブを見るとはっきりとわかります。
弱さを知っている強さに勇気づけられて、きれいなものを信じたくなるライブです。
ホントに生で体感してほしい、イチオシバンドです。
楽器隊のみなさんも全員でその歌に寄り添い、心からTHE WAGONの音楽を愛しているのが伝わってきて、聞いているほうは踊りだしなくなるほど楽しくなるところも素晴らしいです。
彼らの真摯さにはちょっと悔しくなってしまうくらい、それくらいいいライブでした!
3番目はbrainwashさん。
brainwashさんは昔のメンバーさんのときに1回ライブを見たことがあるくらいだったのですが、昔から仲良くさせてもらっているかおりさんとおのさんが新メンバーとして加入されたということでイベントにお誘いさせていただきました。
かおりさんとおのさんは小森野ハコというバンドでそれぞれキーボードボーカルとベースをされていました。
そんな訳で新生brainwashを見るのは今回初めてだったのですが、これまで予想以上に素晴らしかったです。
ボーカルのかたはめちゃくちゃ歌がうまくどこまでも通る声で圧倒的でした。
メロディーはとてもきれいでよい意味でキャッチーで、そこにかおりさんとおのさんのあの強烈な個性の轟音が加わって最高に気持ち良い唯一無二の世界を作り上げられていました。
どこまでも美しい轟音に飲み込まれる感覚は息が止まりそうになるくらいステキです。
このままここで溺れて沈んで消えてしまいたいくらいだね。
そしてトリは6月の7日間さん。
圧倒的な存在感、他を寄せ付けない絶対的な世界は今回も健在でした。
それぞれの音に対するこだわりがすごくて、それぞれで素晴らしいのですが、それがひとつになって迫ってくるとき、もう何とも言えない絶品な音になってて言葉もでないくらいにやられます。
全員テクニックも音も素晴らしいのに、誰にもない個性的な演奏スタイルまで兼ね揃えていて食い入るように見てしまうステージでした。
不思議で美しい6月ワールドにはいつだって魅了されるしかないです。
ホントに大好きです。
4バンドの出演だったのですが、みんな素晴らしすぎて大好きすぎてお腹いっぱいなイベントになりました。
今回出演いただいたバンドさんたちは、どのバンドさんもわたしたちが福岡でバンド始めたころから、それ以前から活動を続けられているバンドさん、またメンバーのみなさんもどこかでつながっていたアーティストのかたばかりで、とても感慨深かったです。
バンドが好きで音楽が好きで、でもずっと続けるということはその気持ちだけじゃ難しくて、辞めていった仲間たちもたくさんいます。
そんな中で、続けることを選び、そして今もこんなに高いモチベーションで音楽をしている仲間がこんなにいるという事実にひたすらに感動せずにはいられませんでした。
その事実に感動したんじゃないね。
だからこそ出せる音を確かに感じたからこそこんなに感動したんです。
それはとてもとてもステキなことだね!
つらいこの世を生きながらえていたならば、きっと恋しく思い出すだろう。この夜半の月を。
そう言いましたが、たぶんきっと辞めちゃったらわたしは恋しく思い出すことなんてできないと思います。
バンドを休止しているとき、ライブを見たりすることはとても辛くて、ほとんどライブハウスに行けませんでした。
音楽を続けている仲間の姿を見たり、話したりすることもとても辛かったです。
だからきっと辞めてしまったら、思い出したくもなくなると思います。
大好きだからこそね。
この日をきっと恋しく思い出したいからね。
またみんなに笑って会いたいからね。
これからも更なる高みを目指して続けていきたいと思います。
たくさんの感動と勇気と新しいモチベーションをありがとう!
そしてこんな素晴らしい時間を惜しみない笑顔と愛で共有してくださったご来場者のみなさまにも心からの感謝を伝えたいです。
ひとりで音楽やっているみたいなことを言ってしまうけど、受け取ってくれるひとが、共有してくれるひとがいてこそのものです。
興味を持って、耳を傾けて、共有してくれてありがとう。
MCでもお話した通り、包み隠さず自分の欲求を言うならば、わたしはこれからも共有してほしいし、好きになってほしいです。
欲張りにもそんな奇跡を求め続けているんだよ。
なんだか気持ちが止まらず、今日も言葉があふれてしまいますね(笑)
それくらいステキな夜をありがとうございました!
いつかまた夜半の月の下で会いましょう!
2014.1.11 (sat) CastingAroundセットリスト
1. ムーンライト
2. 水月
3. 光の彼方
4. 国道三号線
5. 君の青空
6. 世界の果て
7. 花



