明日に向かって走れ | It's a Beautiful World!

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夜が明けたら/CastingAroundドラムヒロヤユウコの日々のお話です

忙しさと寝不足で、最後には目も開かなくなりそうな1週間でしたが無事終了しました。
今日は1日引きこもって取り戻すかのように寝ました。

寒い寒い夜に外にでると、この冷たさをいつものように感じることで、ちゃんと取り戻せているんだと思うのです。
悲しくて今日も行き場がなくて透き通る想い。
取り戻して、あるいは失い続けているのかもしれないけれど。



It's a Beautiful World!


先日再開したばかりの自転車便時代のメンバーたちでしたが、今週また機会があって顔をあわせました。
わたしが辞めてからどんどん大きくなって福岡の街で活躍してきた自転車便でしたが、この11月で業務を終了されたとのことで、卒業式があったのです。

わたしはずいぶん前に辞めたのですが、創始者のかたから今までの全メンバーに声をかけてくださり、わたしも出席させていただきました。

みんなおそろいのジャージを受け取り、着替えての卒業式。
元気いっぱい運動部のような仲間な空気。
もうこんな空気には何年も触れてなかった懐かしくて、新鮮な場所でした。

卒業式ということで、全メンバーがそれぞれ挨拶をしました。
それぞれの思い出をひとりずつ聞いていると、自分の思い出も甦り、そののちに起こったたくさんの出来事を感じることもできました。

ちいさいマンションの1室が事務所でメンバー3人だけで走っていたこと、道に迷ったり間に合わなかったりして泣いたこと、びしょぬれになって寒かったり暑くてくへろへろになったりしてがんばったこと、今のボスになってからはみんなで仕事以外でもたくさん遊んだこと。
忘れてしまっていたこともたくさんあったけど、ぽろぽろひとつずつこぼれてくるたびに、懐かしくて輝かしいいい思い出ばかりです。

みんなの挨拶のあと、これまでのメンバーたちの写真をまとめたムービーが流れたときには、まぶしくてステキで、同時にとても寂しくて泣きそうでした。
どこの職場とも違う、仕事だけどそれ以上の何かがあったこの場所。
みんな自転車が好きでその想いでつながっていた場所。
改めて特別な毎日を過ごしていたんだなぁと思いました。

ホントに素晴らしい日々でした。
たくさんの思い出をありがとうございました。

自転車便は終了ですが、これから現メンバーのみなさんは大きくなった自転車やさんのほうで活躍されるというこで、まだまだきっと楽しい日々が続いていくことと思います。
どんなカタチであれ、みんなの自転車に対する愛と、この仲間たちがいれば、またステキな明日に走っていけるのではないかなと思いました。

いつだって時代を作り、場所を作り、人をつないでいくものは誰かの想いなんだね。
最高にきらめく仲間たちの場所を見てそう強く感じました。


わたしはいくつもの大事なものは抱えきれなくて、やり通すことができなくて辞めてしまった人なので、こんなにきらきらしている今と未来には一緒にいれないんだ、と思うと少し複雑な思いにもなりますが、それもわたしの決めたことです。

この場所で学んだたくさんのことと、ここでもらったたくさんのものを胸に、わたしはわたしの場所を、わたしのやり方で誰かとつながっていかなきゃだね。

ひさしぶりにこの空気に触れて、今の職場でももっとみんなの心に触れて楽しい時間を過ごせるようにしようと思いました。
いつしかわたしは仕事は仕事と割り切るなんて思っていたけどそうじゃないよね。
どこに行ってもなにをしても、ひととひととの出会いに自分で制限なんてする必要はなかったんだ。
自転車便のとき、みんなの愛でわたしが笑顔になれたように、わたしも今度は自分のチームのみんなに同じくらいの愛をあげたいと思いました。

そして、やはり続けていくということはすごいことだと思いました。
わたしも偉そうに思い出を語ったりしてしまいましたが、ホントは辞めたひとは続けているひとに何も、何ひとつ言えることなんてないんですよね。
その事実に叶うものなんて何もないんです。
わたしが続けてこれたのはこの人生でバンドだけです。

いつだってたったひとつを選んできたんだ。
だったらもっと誇れるものにしなくちゃ。

そんな風にいろんなことを感じました。
また最後にたくさんのものをもらいました。


あぁ、そうは言っても、遠い昔をのぞいてしまったらまたひさしぶりに自転車に乗りたくなりました。
はやくなくてもいいし、かっこよくなくてもいいから、またシンプルに青い空のしたを走りたいな。

わたしの家の近くに新しいお店ができるそうなので、春になったら新しい羽を手に入れてまたあの感動に近づきたいなと思います。

そう、また何度でも、
みんな、新しい旅立ちだね。