たったそれだけで。
昨日はビブレホールにてCastingAroundのライブでした。
ビブレホールへは実に5年ぶりくらいの出演でした。
最後に出演したのは確かだいちゃんがいる3ピースのときの夏のツアーファイナルで、その日わたしはかんぶんと楽屋で大喧嘩をしました。
そのときの共演がODD$ OF LIFEでゆいくんは共演者としてわたしたちを苦笑しながら見ていました。
なんだか昨日のことのように思い出せるくらい鮮やかな思い出ですが、もう5年も前のことなんですね。
いつの間にかわたしたちはそんなささいなことで大喧嘩はしなくなったし、共演だったゆいくんはわたしたちのバンドメンバーになりました。
本当に月日の流れは不思議なものだなぁ、と感慨深い気持ちでライブを迎えました。
昨夜の共演者は、the Rectus、ODD$ OF LIFE、ZOKUDAMS、Q.Tの4組のみなさんでした。
初めてのバンドさんが大半のライブはひさびさで緊張しましたが、みんなとてもいいかたでライブも素晴らしかったです。
1番目のthe Rectusさんは、若いバンドさんで真っ直ぐなメロディーラインと勢いのある演奏でとてもよかったです。
大学卒業後、音楽サークルで一緒だったメンバーで結成されたばかりのバンドさんということで、わたしたちの結成当初と同じですごく親近感を感じました。
あの頃のわたしはもっとグダグダでもっと尖りまくっていたのですけどね(笑)
2番目はODD$ OF LIFEでした。
何度もライブは見に行っているものの、共演として見るとまた違った風に感じますね。
いつの間にか曲も覚えて一緒に歌って、いろんな想いを重ね合わせてしまって泣きそうになってしまいます。
今でこそいいな、と素直に思えるけど、その当時ゆいくんがいた頃はわたしが勝手にライバル視して勝手に悔しくなっていたりしたものです。
もちろん今でも負けられないという気持ちもありますが、それ以上に大好きなバンドになっていました。
なんだかどうしようもなく心に刺さります。
3番目は鹿児島から来られたZOKUDAMSさんでした。
個性的なギターボーカルの男性と、残りの3人の女性メンバーで、今っぽいアングラな雰囲気を出しつつもしっかりとかっこいい演奏で魅了されました。
独特ながらも引き込まれる素晴らしい世界観を見事に表現されていてとてもよかったです。
4番目はQ.Tさんでした。
力強い女性ボーカルと、みんなで楽しそうなステージと、キャッチーな楽曲で安定のステージでした。
わたしたちの出番は5番目で最後でした。
いいバンドさんがたくさん出てきてずいぶん緊張もしましたが、ステージでは心のままに、自由に、それでいてしっかりと音を奏でることができました。
新曲も演奏しました。
いつもにない曲調で、好きなひとも好きじゃないひともいらっしゃったかもしれませんが、これもまたわたしたちの心を映す大切な1曲です。
いつもの曲たちでは、今まで以上に静寂を美しく奏でることができたと思います。
見た目やステージでの派手さだけじゃなく、この静寂でこそ自分の心を伝えたいです。
そして最後にはやっぱり最高の楽しさを感じました。
この場所が好きだよ。
この光と音に飲み込まれて、目も眩むほどのきらめきに溶けていく瞬間。
何年経っても、なにがあっても、きっとわたしは帰ってくるんだ。
みんなが好きだよ。
最後には青い空を思い出すようにその笑顔を覚えていたいよ。
なにがあっても、どんなに傷ついても、わたしはきれいなものを信じたいんだ。
思い返すと心があふれてきて言葉が止まりませんね。
昨日ライブのあとにもメンバーや見に来てくれたひとたちとご飯を食べながらそんな話になりました。
言葉の国で生きているわたしは、そういう感動を全部文字にして原稿用紙何枚にもわたって書きたくなってしまいます。
書かずにはいられなくなります。
それがわたしだけど、だからこそ、言葉にはならない美しさを見落としてしまいそうになるんです。
だからこそ、差し伸べられた手にも気づかないふりして振り払ってしまいそうになるんです。
たったひとことに誰かの心、目を凝らして見つけなきゃ。
もしかしたらそこに永遠があるのかもしれないね。
楽しい。
大好き。
ありがと。
そうゆう強さを持てるわたしでありたいんだ。
共演者のみなさん、ビブレホールのスタッフのみなさん、そして足を運んでくださったみなさん、どうもありがとうございました!
2012.10.28 (sun) CastingAround セットリスト
1. 水月
2. トラベラー
3. 夢蛍
4. 世界の果て
5. 光の彼方
6. 国道三号線



