海渡る風はどこへ行く。
日曜日はこの夏お気に入りだった福間海岸に行ってきました。
夏の間はあんなににぎやかだったのに、いつしか季節は過ぎ、人もまばらで静かなビーチでした。
昼下がりのカフェに座ると、吹き抜ける風も少し寒いくらいですっかり秋の匂いです。
夏の思い出をなぞるように光をまとって過ぎ行く風もなんだかどこか寂しそうだね。
激しい悲しみでもなく、胸を裂くような痛みでもなく。
穏やかに熱を失う砂浜に。
夕暮れの光の粒を数えて。
遠い記憶のカケラを見たような。
そんな季節を僕らは何と呼べばいいのかな。