月明かりが照らしたらこの心が言葉になる前に、 物語のエピローグを読む前に、 帰り道を見つける前に。 あっという間に今日という日に飲み込まれていきました。 どんなに都会の曇った空の下でも大丈夫だと、 雲の上には晴れ渡る空があることを忘れないよと、 そう言ったのはわたしだけど。 月明かりに照らされなきゃ見つけることもできなかったよ。 わたしの帰り道。 誰もいない静かな場所。 透明なあこがれをくぐって、銀河の風にちいさな花が揺れる場所。