いつか見た光。
金曜日はルート202さんの主催イベント、「国道202号線」に出演してきました。
ルート202のドラムの竜大郎さんと6、7年前から音楽仲間として仲良くさせていただいていたので、今回のこのルート202の記念すべき初主催イベントに呼んでいただくことになったのです。
ルート202はライブを見たことはあったのですが、同じステージに立つのは初めてで、さらに、このイベントが行われたライブハウスUTEROも初めての出演だったので、ちょっぴり緊張しつつ、とても楽しみにしてこの日を迎えました。
初めてやってきたUTEROはこじんまりとしてとてもきれいで、なにより音がめちゃくちゃいいライブハウスで、リハーサルから他の出演バンドの素晴らしさに聞きほれてテンションがあがりました。
既にいいイベントになりそうな予感でいっぱいでした。
そして始まったイベントは予想通り、最初からとても楽しいものでした。
1組目の拾二屯さんは、なんと4月にCBでご一緒した拾六屯さんでした。
4月にはメンバー4人のロックバンドだったのですが、この日はベースさんが不在ということで、拾二屯と名前を変えて出演されたそうです。
しかし急遽ドラムさんもこれなくなって、実質八屯だったとか(笑)
そんな仕組みになっていたのですね!
前回とは違って、ギター二人の弾き語りで、しっかり聞かせてくださいました。
2番目はわたしたちCastingAroundでした。
初めてのライブハウス、初めてのお客さんの顔ぶれも多く、イベントということもあって、とてもいい緊張感を感じました。
一瞬にして飲み込まれる心地よい轟音の中で、冷たく澄んだ青い光に映しだされる世界は、何度見てもはじめてのように新しく、重ねるほどに愛しいものでした。
なんて冷静に思うのは今のことで、その瞬間はただひたすらに夢中で叩き続けて飲み込まれていきました。
それが何より心地よい楽しいライブです。
3番目は原山尚子さんという鍵盤弾き語りのかたでした。
多くを語らずもの静かなかたという印象でしたが、その澄んだ歌声はなにより饒舌に、彼女の心の燃える部分や、強さや弱さ、美しさを伝えているようで、とても素晴らしかったです。
歌う意味を感じさせるステージでした。
最後は主催のルート202さんでした。
ルート202は結成当初にBEAT STATIONで2回ほど見たのですが、あれから数ヶ月、まるで別バンドのようにめちゃくちゃかっこよくなっていました。
正直ただただびっくりするくらいのカッコよさに圧倒されました。
歌謡ロックと銘打って独自の楽曲を生み出せれているルート202ですが、ステージにはいろいろ工夫がされ、見れ入る人を飽きさせないライブでした。
それでいてあくまでも楽曲もメッセージもシンプルに、演奏もまっすぐばしっとカッコよくて、いいバンドでした。
お客さんもとても盛り上がり、いいイベントの締めくくりでした。
4組という決して多くはない出演者でしたが、最初から最後まで、いろんな音楽が思い切り楽しめ、ちゃんといカタチで伝わったイベントになりました。
わたしも演奏するのも見るのもどちらもすごく楽しかったです!
打ち上げもそのままUTEROでして、久々にバンドマンらしい音楽談義に花咲いたりしてすごく懐かしい雰囲気で楽しかったです。
福岡でバンドを始め、途中ブランクはあったものの、わたしも今年で13年です。
たくさんの人に出会い、会えなくなった人もいれば、また再び出会う人もいます。
消えていく想いもあれば、いつまでも錆びない想いもあります。
なんだかこの夜はそんないろんなものが自分の中を通り抜けていって、切なくなったり嬉しくなったりしました。
いろんなことがあったよ。
そしてきっと、これからもいろんなことがあるんだね。
いろんなことがあって欲しいです。
いいことも、悪いことも。
ここでバンドして、そして出会うすべてを逃さずにいたいです。
呼んでくださったルート202のみなさん、出演者のみなさん、UTEROのみなさん、そして見に来てくださったみなさん、ホントにありがとうございました!
またあの光の中で会いたいです。
2011.09.23(fri) CastingAround セットリスト
1. 夜明けのメロディー
2. 月
3. 夢蛍
4. 君の青空
5. トラベラー
6. 花
