日曜日はエキマエ音舗でライブでした。
わたしたちが2年8ヶ月前最後にライブをした場所であり、毎月イベントをして、たくさんの出会いのあった思い出のライブハウスでのライブでした。
前回ほど緊張してないよ、なんていいながら真冬のような冷たい風が吹きすさぶ中ライブハウスにリハーサルに行くと、そこには一瞬にしてあの頃がよみがえるような変わらない空間がありました。
懐かしい出演者のみなさん、初めてお会いする出演者のかた、ライブハウスのスタッフのかた、なぜかみんな集まってきてわいわい話が始まって、そのうちお客さんたちも加わって、ここにくると、みんな仲間になってしまって、ホントに不思議でステキな空間です。
この日は6組の出演者がいて、わたしたちは最後だったのですが、どの出演者のかたもすごく個性的で素晴らしく、出番までに思い切り楽しませていただきました。
吉田純子さん
強く優しく澄んだ歌声が響き渡ります。
その美しい歌声とものすごいギャップの痛快トークもステキです。
The Monochrome Stripes
3ピースでリズムで攻める、バンドらしいかっこよさの詰まったバンドです。
アレンジが素晴らしいです。
the TLASH' 6x
アツいです、ロックです、かっこいいです。
演奏もうまいし、とにかくアツくてもりあがってかっこよかったです。
Hot Lips
東京からのツアーバンド。
魅せ上手、盛り上げ上手、さすがのツアバンです。
鶴瑞輝さん
忘れられない声、あの空気感。
柔らかくてやさしいのになんだか刺さって、釘付けです。
楽しくて見入っているうちにあっという間にわたしたちの出番がやってきました。
わたしは、今回は全然緊張してないよ、なんていいながら、ステージにあがって見渡したら、あまりの緊張に胸が張り裂けてしまいそうでした。
心臓が破れそうなほど音をたてて、手が震えて、もうわけわからなかったです。
そして始まったライブでわたしが感じたことはとても言葉にはできそうもありません。
楽しかった、
そんな言葉じゃ足りないくらいで、
自分の中からあふれ出るものを自分で抱えることも、押さえることもできなくて、
音にしてもしても足りないくらいで、
思わず叫ばずにはいられなくて叫んでも足りないくらいで、
わたしはもう消えてしまえればよかったくらいです。
音になって光になって消えてしまえるような気がしました。
わたしなんてもうどこにもなくなってしまえるような気がしました。
なんて言ったらいいのかわからないけれど、でも、ずっと待ってたその瞬間にたどり着けた気がしました。
今回はアンコールまでいただいて、全然準備もしてなかったけど、最後にあの曲「春待ち」を演奏しました。
2年8ヶ月前、最後にここのステージに立ったとき、最後に演奏した曲です。
すべてにさよならをすることになる、それがわかっていたあの時、わたしはみんなで行った太宰府天満宮で絵馬に書きました。
「僕らの街に また春がきますように」
2年8ヶ月はとても長くて苦しくて、ホントにもがき続けた時間だったけど、終わってしまうとまるで一瞬の夢のようでした。
何もかもなくした気がしてたけど、何もかも変わらずそこにありました。
大好きなキャスアラの音も、大好きな場所も、大好きな人たちも、
カタチを変え、今も変わらずそこにありました。
わたしはそのことにどれだけありがとうと言えばこの気持ちを伝えられるかわからないくらい、ありがとう、大好きの気持ちでいっぱいです。
ホントにみなさんありがとうございました。
そして変わらないものだけじゃなくて、この春に新しく見つけた美しさもいっぱいです。
新しい出会い、新しい気持ち、新しい音。
まるっきり同じでも、過去の繰り返しでもない、今この1度きりの季節がどうしようもなく美しくて、また大好きが増えていきます。
季節はきっとまためぐっていくでしょう。
また辛く苦しい冬が訪れる日もあることと思います。
だけど今は思います。
だから世界は美しいんだね。
どんな季節も心から愛していけるように、今日の日も忘れずに変わらずに変わり続けていきたいです。
♪僕らの街にまた春がきたら この歌は届くかな 風のように 花のように
