ただそれだけのことなのに、胸がきゅっと痛くなるよ。
今の職場に勤めるようになって半年、思いもしなかった不況がやってきて、この短い間にたくさんの仲間とさよならしました。
それでも、残った大切な人とささやかに楽しく頑張ってきたけど、ついにその仲間ともさよならしなければならなくなりました。
長年過ごした福岡を離れて、雪深い北国に行って、大自然の秘境に行って、わたしはその場所も人も好きになりすぎてさよならが寂しすぎて、ずっと一緒なんてムリだけど、今度は大切な人たちと少しでも長く一緒にいたいあな、と思っていました。
それなのに、仕方のないことだけど、あまりにもさよならのときが訪れるのが早すぎました。
いや、たぶん長く一緒にいれても、寂しさが少なくなることはないんだろうけどね。
どんなに刹那に生きていても、さよならが寂しくないなんてことはずっとないんだろうな。
遠く離れていても今もつながっている仲間がいるように、これからも大切なものは変わらずにあることはわかっているんだけどね、
きっと同じ時間を過ごし、同じ場所で生きる今にしか共有できない景色や気持ちがあるから、やっぱり少し切なくなるんです。
好きじゃなかった地味な制服もなんだかみんなで歩いていると誇らしく思えるくらい、気づかないうちにまた今を、ここを好きになってたんだ。
風のように生きてきた、さよならなんて慣れてるはずなのにね。