那覇に着いて、まずは北谷のライブハウスまで明日のパーティーの演奏でつかう機材を借りに行きました。
それから渋滞の道をまた那覇まで戻り、夜は国際通りのスタジオで練習でした。
明日の演奏メンバーはかんぶん、はっしー、よっしー、わたしですが、よっしーは来れなかったので残りのメンバーで練習しました。
わたしは今回はカホンではありますが、みんなで音をだすと最高でした。
やっぱり長年一緒にやってきたメンバーは違います。
すべてが心地よくて、それだけでホント世界中がきらきらに見えてきます。
そのあと沖縄料理の店で散々食べて飲んで笑って、最後は夜の海までドライブしました。
よく大学生のときはあてもなく真夜中にドライブしてて、今日はあの頃のこのまま永遠に明けない夜を走ってどこまでも行けそうな気がしてた気持ちを思い出してしまいました。
また胸が心地よくきゅっとなるあの気持ちを。
ちなみにその頃の思い出を今よりまだまだ若いわたしが想いながら書いたのが「Orion」という曲です。
そして今はなんだかもったいなくて気持ちよくて眠れないまま、ホテルのベランダから夜の街を見下ろしています。
ここからの景色は福岡である期間よく通っていたベイサイドの石城町からの眺めによく似ています。
わたしのちっぽけな短い人生でも、今まで生きてきてホントに両手いっぱい抱えきれないくらいの思い出と想いがあります。
でもわたしは最近いろんなものを思い出せなくなっていました。
昨日わたしの街に春風が吹いて、夏の沖縄にきて、何故かそれが急にあふれてきました。
現実は遠い夢のようで、はるか昔に置いてきた夢こそが現実のようです。
ねぇ、ホントは夢なんてそんなに大それたことじゃないんだよ。
ほんの少しだけ、地上から15センチくらい浮かび上がって生きていたいんだよ。
風のように歌っていたいんだよ。
季節に震える心でありたいんだよ。
わたしだけの愛しさと孤独を抱えてひとり空を見上げていたいんだよ。
大丈夫、どんなに時が流れて、いろんなものが変わっていったとしても、きっとわたしはそんな風に生きていけるよね。
だってほら、世界はこんなにもわたしに優しいのだから。
