すずめ地獄通りに「森の珈琲家」という看板がでていて、わたしはずっとそれが気になっていましたが、ようやく今日そこに行ってきました。
なにもない山道をぐんぐんのぼった場所にぽつんと建っていました。
中に入ると誰もおらず、電気もついていませんでしたが、わたしがうろうろしているとマスターがでてきました。
そして音楽をかけてくれ、「コーヒーでよろしいですか?」と聞かれました。
「はい」と答えながら、入った瞬間に「1杯」と言われてラーメンのでてくる長浜ラーメンみたいだな、と思いました。
コーヒーはその場で豆から挽いて入れてくれて、パウンドケーキにおかわりまで付いてでてきました。
苦味がなくて飲みやすく、すごく香りのいいコーヒーがたまりません。
貸切の森の家でコーヒーを飲みながら、かなり前に買った文庫本を読みました。
かなり前に買ったのに、なぜかここのところずっとわたしが考え込んでいたこととシンクロするような内容で、読みながらわたしは息ができなくなるような苦しさを感じました。
そう、たぶん、きっと、わたしも同じなんだって、それを認めてしまうのがずっと怖かったよ。
息苦しさはずっと続いていますが、それでもそれも含めここでの午後はとてもステキな時間でした。
こんなにおいしいコーヒーが500円で、もっとはやくにきて通えばよかったと後悔するほどです。
雰囲気もすごくよくてとても得した気分です。
帰るまでにまた行きたいな!

