28番目の扉 | It's a Beautiful World!

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夜が明けたら/CastingAroundドラムヒロヤユウコの日々のお話です


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一生に一度、28歳の誕生日の青空。

冷たく澄んだ高い高い空。

たった一度だけの、そしてずっと変わらない美しい空。


28歳になりました。

誕生日は毎年旅行に行っていましたが、今年は初めてひとりで秋田で働きながら過ごす誕生日です。


27歳になったときには28歳の誕生日をこんな風に迎えるなんて夢にも思っていませんでした。

26歳の一年は、苦しいながらも必死に走った確かな感触をかみ締める充実した一年でしたが、27歳の一年は想像もしなかった出来事がたくさんたくさんあって、ぐちゃぐちゃの感情の中でもがいた一年だったように思います。


大切なものに、大切に思う故にさよならを告げてばかりの一年でした。

大好きなバンド、住み慣れた街、いつも一緒だった友達、仕事、家族、愛する人にも。

自分でこれでいいんだ、と決断したけれど、失った、そういう風にしか思えなくてずいぶん悲しみや寂しさ、絶望に打ちひしがれもしました。

すべてはカタチを変えていっただけだと、たとえ遠く離れていても見えないものを信じて歩いていこうと誓って笑える日もあれば、また走り出せずにただうずくまってしまう日もありました。

その繰りかえしのような一年だったかもしれません。


28歳になる年越しにはいつものSkypeメンバーの月子、やすなり、ゆいくんがSkypeで付き合ってくれました。

そしてわたしの誕生日記念にギター弾いて「ビューティフル・ワールド」を歌ってくれました。

すごくすごくうれしくて幸せでした。


そしてまた思いました。

大切なものは何も失ってはいないんだって。

すべてはカタチを変えていっただけで、ちゃんとここにあるんだよ。

大好きな人も、音楽も、夢も友情も、愛も、この美しい世界は。


たぶん、わたしはまた迷ってしまうでしょう。

どんなに頭でわかっていても、またどうしようもない感情で倒れてしまうときもあるでしょう。

正直、答えのでない感情もたくさん抱えたままです。

自分を超えていけるのはまだまだ先かもしれません。

でも、わたしはまだこれからも生きていたいです。


だから、27歳のわたしが精一杯決断したさよならをムダにしないように、28歳のわたしはもっと強くなりたいです。

バカなわたしだけど、これからも痛みも喜びも全部受け止めて泣いて笑って生きていたいです。

たった一度のわたしにしかできない28歳を生きたいです。


まだまだ不束者で、迷惑をかけてしまうこともいっぱいですが、みなさま、今後ともどうぞよろしくお願いいたします!

たくさんの感謝と愛を込めて。


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