ひさしぶりに夕暮れ時のお散歩に行ってきました。
相変わらずの両手いっぱい広すぎるくらいの空が赤く染まっていきます。
涼しい風、虫の声、いつの間にかはやくなった夕暮れはもう秋の色です。
いつかの今頃は何をしていたんだっけ。
ちゃんと覚えているようで忘れてしまっている細やかな色彩。
もう忘れてしまったようで心に残っている優しい歌の匂い。
どうしてこんなにも過ぎ去るものに焦がれてしまうのでしょう。
どうしてこんなにもとどまるものが愛しいのでしょう。
それはたぶんこの秋風のせいだね。
いつだって移りゆく季節にはどこにもいけずただ風に吹かれるだけなんだ。
