18切符の定番、夜行快速ムーンライト九州に乗って博多の街を出発です。
何度も乗ってるのに何度乗ってもやっぱり胸を締め付けられるような特別な気持ちになります。
それはたぶん今でも鮮やかなあの冬の日のせいだけではないのでしょう。
遠い記憶。
喪失感と孤独感。
切ないなんて悲しいなんて。
長い間そのままだった気持ちを脱ぎ捨てて、そして受け入れた今ならよくわかるんです。
それが進むってこと。
それが生きるってこと。
わたしは行くよ。
たとえ夜汽車の進むその先が真っ暗闇で明日なんて見えなくても。
なにひとつ残さず、すべて抱えたそのままで。