先日、菊本さんに借りたオススメ映画のうち2本を見ました。
まずは「素晴らしき哉、人生!(IT'S A WONDERFUL LIFE)」(1946/アメリカ)です。
心やさしいジョージは故郷の小さな町を飛び出し、世界を舞台に活躍する夢をもっていた。しかし、相次ぐトラブルで町にとどまり、父の会社を継ぎ、そして家庭をもった。町の人々からも慕われ幸せに暮らしていたが、クリスマスの日、人生最大のピンチに見舞われる。絶望感から自殺を図ろうとするが、そのジョージのもとに、なんと彼の守護天使が現れ彼の存在しない世界を見せてくれ・・・
といった話なんですが、実によかったです!
わたしにド真ん中といった感じでした。わたしの心にいつもある理想論そのものという感じでした。
「人生は素晴らしい」、「世界は美しい」、ともすればうそ臭く恥ずかしく聞こえるようなことですが、わたしがいつも自分の真ん中に抱いている希望をどこまでもストレートに美しく描いてあってわたしは最高に感動しました。
こういう幸せをわたしは知っていて、まさにこういう風に生きていきたいと思ってたんだ、と再び思い起こさせてくれるホントに真っ直ぐに美しい映画でした。
次は「フィッシャーキング」(1991/アメリカ)です。
ニューヨークの人気DJ、ジャックはある日、自分の不用意な発言によって大量殺人事件を引き起こしてしまう。数年後、DJをクビになり、しがないヒモ暮らしを送るジャックは、同じく例の事件がきっかけに精神を病んでしまった元大学教授のバリーに出会い、彼に頼まれて人生を変える不思議な力をもつキリストの聖杯を探すことになる…
というお話です。
人間が生きていくうちで抱えていく哀しみというものは決して消える日などこないのだと思います。
それでもわたしたちはそれを乗り越えて生きていかなければならないのです。
その「癒し」を誰かに求め、その「癒し」を誰かに与えたいと思う気持ちは弱さでありエゴであるのかもしれませんが、それこそが人間が人間である所以だと、人間の美しさだと思いました。
フィッシャーキングのほうは特に賛否両論あるみたいですが、わたしはとても好きでした。
難解な映画も好きですが、難しいことを考えることなく真っ直ぐなメッセージをストレートに受け取ることのできる映画はやっぱりいいですね。
月並みですが、とても元気がでます。
わたしはホント単純なんで大体感動作ってのは何見ても号泣なんですけどね(笑)
映画も音楽も本も、鑑賞した、そこで終わりではなくここからが始まりですから、胸に残った暖かさを反芻しつつ新しい一週間を迎えたいと思います!
