実家の庭は春らしく花でいっぱいです。
わたしがいた頃はこのチューリップを植えてたのは私だったなぁ。
今日は田舎の一日を満喫しました。
昼までゆっくり寝て、お母さんと回転寿司にいっておなかいっぱい食べて、買いものに行って、用事を済ませて、いなかをお散歩して、お茶して、晩ご飯の準備をして、晩ご飯を食べて、また用事をして、のんびりした一日でした。
いつも遊んでいたうちの裏の田んぼ。
昔は春休みには朝から晩までここを走りまわっていました。
なにもなかったけどなんでもある最高の遊び場でした。
あの頃は一面れんげ畑だったのに、いまではれんげはちらほら。どこにいっちゃったんだろう。
好きな花はって聞かれると「れんげ」って昔はこたえてました。雑草なのにね。れんげの花冠作るの得意なんですよ!
花言葉は「わたしの幸せ」と「痛みを和らげる」だそうです。
確かにあの頃のわたしの幸せはいつもれんげ色でした。
今はもうその色さえも忘れていたのかな。
桜は福岡より少し遅いみたいでした。
なんてことない感じでたたずむ桜の木。足元にはつくしとタンポポが並んで春を彩っていました。
茜色夕暮れ。空が広いよ。
わたしはいつもどんな気持ちでこの空の下を帰っていたんだっけ。
帰ってくるたびに何も変わってないはずのものまで、いろんなものが違って見えます。
ずっと果てしなく広がってた田んぼにはなんの秘密もなくなってしまったようだし、小学校もデパートもずいぶんちいさくなった気がするし、通いなれたはずの道も道端の花もどことなく違和感を感じ、なんだか変な感覚です。
感じ方ってこんなに変わるのかと不思議な気分で眺めてしまいました。
感覚なんていつだって曖昧なものかもしれないけれど、ずっとこの街にいたなら、わたしの目には世界は違って映っていたんでしょうね。
わたしの幸せは今でもれんげ色だったのかな。






