たぶんわたしが誰かのためだと思ってしてきたことは、ホントは誰かのためなんかではなくて、全部自分のためだったような気がします。
誰かのためのことなんて、全然楽しいことじゃない、全然きれいなことじゃない、全然うれしいことじゃない、そんなことにも気づかないで、わたしはうわべだけの誰かのために満足してきたのです。
わたしのこのちっぽけな心なんて宇宙の片隅を漂う塵のようで、永遠に届きそうもないけれど、その真っ黒な苦しみの淵を泳ぎきった先にかすかな笑顔の希望が見えるから、すべて受け止めていたいと思うのです。
足元に渦巻く濁流にすくむ足を一歩進めたものは決して負の感情ではないのだと、それでも胸を張るのは難しいけど、想像もできないいつかでもかすかなぬくもりだけは感じることができるから、すべてを飲み干す覚悟をしたのです。
♪気休めと言われても 偽善者と罵られても
後ろ指さされても あなたに嫌われても
心から
優しくなりたかったんだ