6月13日、14日で、家族旅行に行ってきました。
行き先はお母さんの生まれ故郷鹿児島です。
6月12日の夕方、実家の山口県防府市を出発したお父さん・お母さん・妹の乗った車に福岡で拾ってもらい、いざ出発です!!
深夜のうちに走って早朝鹿児島を目指すということで、ひたすら南に向かって走りました。
走ること数時間、まずは熊本でひとやすみです。
熊本のばってんの湯という温泉にいきました。
ひとやすみのつもりが岩盤浴に入ったりで、すっかりくつろいでしまいました。
それからは徹夜で運転するお父さんの車で爆睡です(笑)
気がつけばもう朝。
薩摩川内市に到着していました。はやいっ!!
薩摩川内市はお母さんの生まれ故郷。
といっても、お母さんは小さい頃から山口県で暮らし、近い親戚はもうこっちにはいないので、これまで訪れることは数回しかなかったそうです。
だから今回の旅行はお母さんの先祖の墓参りも目的のひとつなのです。
川内駅で朝ごはんを食べてからさっそくお墓に向かいました。
この墓地は、山の中腹に、その傾斜にそってびっしりとお墓が並んでおり、とにかく広くすごい数です。
お母さんは遠い昔に一回来たことがあるだけでお墓の正確な場所はわからないというのです。
区画整理もされてなく、もうわけわからない墓地の中をかすかな記憶を頼りに山を登ったり下りたり、汗だくになりながら探しました。
さすが鹿児島。めちゃくちゃ暑いです!!
必死に探し回ってやっと見つけました!
先祖の戒名も確認でき、ホントによかったです!
それから妹の行きたがっていた"薩摩金山蔵”という焼酎蔵の見学に行きました。
ここは金山だったころの地下の坑道を利用して焼酎を貯蔵しているところで、トロッコにのって地下坑道に行き、そこで金山だったころの説明を聞いたり、焼酎作りを見学したりしました。
おもしろかったです!
ほとんどなんの写真かわかりませんが、地下の様子とトロッコです!
参考:http://www.shochu.net/werehouse/kinzan.php
わたしはお酒はほとんど飲めませんので、焼酎ソフトクリームを食べてみました。
これがすっごいおいしかったです!!いい香り!
次に目指すは知覧です。
まずは”薩摩の小京都”と呼ばれる所以の、古い町並み、武家屋敷に行きました。
とても静かできれいな町並みでした。
縁側でのんびりしたいもんです。
おいしい知覧茶もいただきました!
お昼ごはんは知覧茶そばとさつまいも釜飯。
これまた絶品でした、特に釜飯!おいし~いっ!!
それから知覧特攻平和会館に行きました。
知覧はかつて特攻隊の出撃基地があったそうで、その資料館です。
そこで、特攻した人たち全員の写真と、たくさんの手紙を呼んで胸がいっぱいになりました。
”お母さん、どうか悲しまないでください、国のために死にます。本望です。”
”軍人に生まれてきてこれほどの名誉なことはありません。”
”美しく散ります。”
”お母さん、親孝行できないでごめんなさい。”
”みなさんどうかお元気で。”
わたしには彼らの本当の気持ちはわかりません。
わたしは戦争を経験したこともないし、国に対する忠誠心、死生観など推し量ることしかできません。
彼らの苦しみも悲しみもまた然りです。
それでもわたしなりに考えることがいっぱいありました。
月並みですが平和を祈らずにはいれませんでした。
知覧を出発したあと指宿までの道のりは、すばらしい景色の連続でした。
知覧の茶畑。
やがて見えて来た開聞岳。
振り向けばまた茶畑。
そして海。
青い空。
やっぱりこういう道は自転車で走りたいです。
またツーリングに行きたい気持ちが湧き上がってきました。
そして予定にはなかったのですが、どうしてもわたしが行きたいとダダをこねて、長崎鼻に連れて行ってもらいました。
長崎鼻は薩摩半島最南端の岬です。
開聞岳もきれいに見えます。
ここに来るのは3回目です。
どうしても来たかったのはここに思い出があったからです。
CastingAroundを組む前、わたしがロックをやって生きていこうと思ったバンドの解散旅行でここに来ました。
そのバンドはイノウエくんと一緒にやっていて、ただのコピーバンドだったんですけど、あのバンドがなかったら今CastingAroundのヒロヤユウコはいなかったと思います。
イノウエくんはそのとき別のバンドをするために上京する直前でした。
わたしは残ったメンバーと新しいコピーバンドを組もうとしていました。
そしてなにかが自分の中に生まれかけていました。
自分の中に芽生えた自分でもわからないこの衝動、この感情、明日が来るのが楽しみで、そしてととても怖かったです。
わたしの生き方が根底から崩されそうでした。
そんな気持ちを抱えまま、この岬でバンドメンバー4人と友達1人総勢5名は朝日を待ちました。
言葉にできない気持ちでいっぱいでした。
しばらく岬からの景色を眺めていると、大分日も傾いてきたので宿に向かうことにしました。
今日泊まるのは指宿の”サクラ荘”です。
ここもまた思い出の地なのです。
わたしが小学校6年生の頃、家族でここに泊まりました。
当時、わたしの家は裕福ではなかったので、いつも旅行はテントをはってキャンプでした。
そんなヒロヤ家が一家4人で初めて泊まった”宿”がここだったのです。
初めて泊まる宿に、わたしはおおはしゃぎでした。
晩御飯には小6だったわたしは大人と同じメニューできびなごの刺身がついて妹のにはついてなかったので妹がいじけたりもしました。
ごはんは粟や稗のまざったもので、とてもおいしくて家に帰ってお母さんがまねして作ったりもしました。
夜、部屋で怖いテレビ番組を見て、怖くて端っこに寝るのを嫌がったことも覚えています。
ここにもう一度来たいなあ、とずっと思っていて、3月にひとりでツーリングで屋久島に行ったとき、ついでに立ち寄るつもりだったんですが部屋が満室で泊まれませんでした。
だからやっと念願かなってこれてとてもうれしかったです。
ここは全然高級宿じゃないし、どちらかといえばボロボロで、今はもう食事もでない素泊まり宿で、お父さんは”せっかくだからもっといいところにすればいいのに”と言ってたけど、後ろは山でとても静かだし、宿のオーナー夫婦もステキだし、温泉もあるし、なにより思い出がたくさんあるから、ここにがイチバンだと思いました。
宿には食事がなかったので、駅の近くまで食事に出かけました。
地鶏のたたきや、
ひつまぶし、
地鶏ステーキ、
サービスの紫芋アイスまで
とにかくおいしくて大満足でした!!
宿に戻ってからは、さすがにみんな疲れていて、温泉に入ってすぐに眠りにつきました。
予報は雨にもかかわらず晴天に恵まれ、南国の美しさ、たくさんのおいしいものを堪能し、思い出も辿れ、とてもいい一日でした。























