やっと行けた!スウェーデン ダーラナ(5) | M.K.S Blog

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料理家・栗山真由美 ライフワークは料理と旅

こんにちは。

スウェーデンの続き、ストックホルムからダーラナ地方に電車の旅。

ダーラナ地方はスウェーデンの原風景が残る、スウェーデン人の心のふるさとと言われる憧れの地。

スウェーデンに行くなら絶対に組み込みたい旅先でした。

特にダーラナの夏至祭りは有名で、国内外から旅行者がやってくるらしいです。

今回はレンタカーの予定がなく、ストックホルムからの電車のアクセスと睨めっこ。

 

 

ダーラナ地方はストックホルムの北に広がるエリアで、地図で見ると右寄りのFalunという街が中心地のようです。

が、ストックホルムから3時間半〜4時間かかります。

それで他の街を探し始めたら、あるサイトでTällbergというかわいい街を紹介してました。

小さいながらハイセンスのお店や宿があります。

ここに滞在したいと思いました。

ところが、鉄道駅から街の中心が遠い、タクシー移動できるのかな?など思い始め・・・

同じサイト内に「Leksandに行かれたら、足を伸ばしてTällbergにぜひ行っていただきたい」という記述を発見。

Leksandは隣でストックホルムからだと1つ手前の駅になり、ストックホルムからは3時間で到着。

Leksandは少し便利なのかな?と思うとほぼ同時に、素敵な宿を見つけました。

私はその土地の伝統的な建物とか、それを活かした宿、マナーハウスの類が大好き。

まさにそのもの、客室は全ての部屋が異なるデザイン・・・との案内にこれだ!となりました。

その宿も、駅から歩くと20分弱かかるようでしたが、タクシーもあるだろうと見込んで、相方を説得。

ここに2泊して、Tällbergやその他のダーラナを楽しむことにしました。

 

ところが、Leksandに着くと、タクシー乗り場の表示はあるものの、タクシーはいない。

その辺の人に聞くと、夏至祭りなどイベント時だけ、タクシーは来るとのこと。

Ubarを試そうとするも、とんでもない時間をかけて来るタクシーしかヒットせずで諦め、歩くことに。

カンカン照りの暑い日で、なんの罰ゲームかっていう過酷な移動になりました。

 

道すがらの景色は実にのどかだったので、紹介していきます。

 

ここ、ランプシェードだけを売っているお店でした。

結構大きくて、でも勝手ながら、商売になるのかな?など思いました。

でも、後に大きく納得することになります。

 

スウェーデンらしい赤い壁のお家たち。

どこも広いお庭付きです。

 

可愛い窓。

 

ブルーをアクセントにしたお家も多く見かけました。

 

さて、着きました!

Googleマップでは18分でしたが、大きなスーツケースを引きずっての移動、25分ぐらいかかりましたねー悲しい

 

基本的に歩きで来るゲストを想定してないようで、門からエントランスまでの砂利道が地味にキツくトドメになりましたちょっと不満

実はかんかん照りの前、私らが駅に着く直前までは雨が降っていたようで、雨水を含んだ砂利って不安ご想像くださいキメてる

チェックインし、エレベーターが無かったのは想定内でしたが。

 

しかし、これまでの苦労が吹っ飛ぶような可愛らしいお部屋でした。

 

好みすぎる、素晴らしい手刺繍のクッション赤薔薇

 

まあ、ちょっと変だなポイント泣き笑いもいくつかありましたが、ようやくホッと落ち着きました。

 

館内見学から、周辺を散歩してみることになりました。

実はLeksandまでの電車も、快適とはいえない環境で、2人とも疲れてたので、近場で楽しもうと、外に出ました。

 

お庭にはゆったりとしたテラス席がありました。

 

ほんと、リンゴの木はあちこちにあるのですね。

 

ホテルの庭側の入り口はこちらです。

 

続く。