一時帰国の記録(3) | M.K.S Blog

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料理家・栗山真由美 ライフワークは料理と旅

こんにちは。

桜を追いかけて、東京→鎌倉→京都と巡り、結果は芳しくなく泣き笑い、3/22から東京に戻りました。

アントワープの友達の”天気が良さそう”な写真や、”桜が咲いた”などの知らせに、留まっていた方が桜が見れたかもと、がっかりしつつ。

いやなに、ベルギーより寒い日本を想定してなかったですよね。

そんな中、親切な友人が教えてくれた情報、「椿山荘の桜が七分咲き」・・にわかには信じられないまま、それでも一理の望みにかけ、藁をもつかむ気持ちで行ってみました。

 

すると、咲いていたんです飛び出すハート

7部には届かない気がしましたが、お庭の手入れの良さと相まって、満足度が高かった。

 

1番は庭の中心あたりにある桜。

 

面白かったのが、20分に1度程度でしょうか、スモークが焚かれ、そこらじゅう雲の中にいるような状態になります。

椿山荘のサイトを見ると「東京雲海」と名付けられているようです。

 

この桜のある、庭園の中心地あたりは、盆地のように窪んでいます。

なので、スモークが焚かれるとその霧が集まってしまうようで、本気でなにも見えない数分間がありました。

 

三重塔のあるあたりは高台になっていて、この辺りにいた時はスモークが始まっても視界は確保できました。

 

普通の状態。

 

スモークが始まりました。

 

真っ白になった下界を上界から眺める図。

 

三重塔「圓通閣」に近づいてみると・・

 

小さいながら、立派な菩薩様がおられました。

 

三重塔の裏側は池と苔庭があり、

 

坂道に沿って作られた竹の塀が非常に珍しいと思いました。

まるで竹のほうきで覆われたような、でも美しくてアートのようにも感じました。

 

 

中央の桜の木を挟んで、反対側に行くと、完全予約制・貸切の離れの料亭がありました。

 

絵馬が椿の形なんですね。

珍しいし、可愛い。

 

言わずもがなですが、椿山荘内部も素晴らしく、キョロキョロしてしまいました。

最後の写真は好みのパターンだった絨毯。

 

この日は頑張って、あと2ヶ所出かけました。

 

続く。