家庭で作れる アイルランド料理
おいしく、発見の多かった数年前を思い出します。
自他ともに認めるポルトガルフリークの私ですが、アイルランドも大好きな国。
ヨーロッパの田舎好き、食文化が豊かで、料理が美味しい。
素朴で友好的な国民性、普段の暮らしを大切にしている。
（経済危機も・・・？笑）
等々、好きになる国は、だいたいいつも共通してるんです。
松井ゆみ子さんとは、あり得ないほどラッキーな出逢いをさせていただきました。
そもそもは、松井さんの著書の1ファンだった私。
これら
の著書を読んでは、アイルランドや料理に思いを馳せていました。ある時、
「今、（旅先として）狙ってるのは、アイルランドなんです～。松井ゆみ子さんって方の本読んで、すごく行きたくなってるんです」
と言うと、同席していた姉さん２人が、
「松井さんなら知ってるよ。アイルランド行く時は、彼女を頼って行こうって前から言ってるの」
って話に。
えーーーー
なんという偶然！
普段、瞬発力なんて出した事ない私ですが、
「すごーい！ご一緒したいです！！ダメですか
」とたたみかけ、実現にこぎ着けたっていう・・・
いやはや、私自身はほんとに大した人間じゃありませんが、数々の素晴らしい出逢いに恵まれてきたんですね。
松井さんとライターMさん、スタイリストKさんとの私のアイルランド旅、今も新鮮に蘇るほど刺激的なものでした。
アイルランドといえば、ビールやウイスキーが有名で、料理はアイリッシュシチューとスコーンとあとは・・・？とイメージし辛かったけれど、行ってみたら、バリエーションも豊富でした。
もちろん、南欧のように、通年食材豊富とはいかないのですが、それだけに、工夫があって興味が湧きました。
アイルランドでは朝～昼にかけて、1番食事を摂ります。
逆に夜はパブで軽く済ませることが多いのも、大きな特徴。
朝ごはんのバリエーションは本気で悩むほど多かったな。
この新刊には、アイルランドの定番料理から、各地へ出向いて取得されたレシピ、
日々の暮らし風景から、旅先のスナップなども盛り込まれています。
なぜか、奥付のクレジットの欄に、私の名前も載っています。
松井さんご一行様で出かけた、ウイックロウのバリーノッケッン・ハウスでの経験が、本のあちこちで生かされているんだそう。
バリーノッケッン・ハウスは
「本場のアイリッシュシチューを教えてくれるゲストハウスに泊まりたい」とリクエストし、選んで下さったところ。
大満足の宿でした。
Mさん、Kさんが帰った後も、私は数日間残り、
憧れのモハーの断崖に連れて行っていただいたんです。
崖好きの私には、アイルランドに行って、モハーに行かない手はなかったのですが、他の人には人気なかったのね
モハーの断崖は、本当に他にはない絶景で、雄爽でしたね。
また、アイリッシュミュージックのパブをハシゴしたり、貴重な体験をさせていただきました。
後日、松井さんの高所恐怖症が、重度のものだったと知り、大反省しました。
それでもモハーにおつき合い下さったなんて、一生、足向けては寝られません
今では、プライベートな話も聞いてもらったりしています。
人生と出逢いの不思議ですね。
感謝
新刊 家庭で作れる アイルランド料理
は、松井さんのお人柄そのままの、丁寧なレシピ、こだわりの写真満載です。
是非、ご覧下さいね！