ホスピタリティの体験記~アフターケアにも愛をこめて~
こんにちは。
接客の悩みを力に変えるカウンセラー奥 武志です。
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前回のお福わけ「常日頃から意識する」の翌日に、またまた素敵なお福わけ体験をしました。
近所の個人経営のコンビニ。
ジュースを買ってトイレ借りようと、「すいません、トイレお借りして良いですか?」と店員さんに声をかけたら、満面の笑みで「どうぞお使いください♪」と答えが返ってきました。
さて、じゃあ向かおうかな・・・と思った瞬間、耳を疑う言葉が店員さんの口から飛び出たのです。
『あ、預かりますよ^^』
そんな言葉と共に、レジの裏にある店員さん用の冷蔵庫を開けてこちらに微笑んでいます。
もう買い物は済んでいる。トイレを貸しても売上げが上がるわけではない。そんなお客さまのために、自分たちが使っている冷蔵庫を貸してくれるというのです。
店とお客さまの関係は、商売が間に入って成り立っています。
買い物をする、会計をする、見送る。
これで必要なやりとりは終了しているわけですよね。けれども、この店員さんは、「ジュースを持ってトイレに行くのは嫌だろう。それに冷たいジュースがぬるくなってしまうだろう」ということを瞬時に感じて、「売り場の冷蔵庫に戻すわけにはいかない。なら、これを使えば良いか!」と判断したんですよね。
素晴らしい接客サービスの本質は、お店とお客さまの関係を超えたところにフォーカスすること。
そんな、ささやかだけどとても大切なことを、この小さなコンビニの店員さんは見事に行動で示してくれました。
アフターケアにも愛をこめる。
どんな種類のお店でも、通ずるこの視点は意識できるようにしたいものですね。
ちなみにこのコンビニ、東京都町田市金森にあるスリーエフさんです。
(株式会社スリーエフ Three F Co.,LTD 様のホームページより)
コンビニ業界もがんばっていますね。他の業界も、負けてられませんよ(^^
以上、接客サービスを学ぶ寺子屋「もてなし塾」塾長、接客の悩みを力に変えるカウンセラー奥 武志からのお福わけでした♪
追伸 このコンビニは全長80センチほどの大きな亀を飼っています。亀のように地道に、でも着実に、歩んでいるのでしょう。(深読み?w)