忠告を振り払って挑んだ理由「80の心構えの宝箱」
こんにちは。
接客の悩みを力に変えるカウンセラー奥 武志です。
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忠告を振り払って挑んだのには理由がある【接客の基本12のコツ 誕生秘話】のつづきです。
量が多すぎる・・・・。
僕は唖然とした。
これまでに溜め込んだものを引っ張り出したら、80をゆうに超えていた。
まずいな。1日1つでも80日以上かかるじゃん。どう考えても無理だ。
僕はふぅーっと息をついて、天井を眺めた。
どうする?期限を伸ばすか?
いや、ダメだ。一度決めた目標だ。そんなにあっさり変えてたら、確実にこの先ブレていく。
結局、その夜は宝箱をひっくり返しただけで終わった。
翌日、本屋に走った。
色んな本をパラパラと見た。
くそっ。やっぱりだ。どれもこれもだ。揃いも揃ってスーパースターばっかり。
ああしなさい、こうしなさい・・・ばっかりだ。
違うんだって。困って手にしてる人は、みんな違うじゃないか。
年齢も、状況も、性格も、職種も。
なんでこうやって、画一的に言いきってしまうのかな。
僕はまた、ふつふつと、情熱が湧き上がるのを感じてた。
シンプルにいこう。自分らしくいこう。
そう思い、またデスクに向かった。
目をつぶって、後輩たちに教えている自分を思い出してみた。
すると、あることが、ふと頭に浮かんだ。
わかった!!画一的にこだわっていたのは自分だったんだ!
ルールなんてなくて良い。目的だけをきちんと見据えていれば良いじゃないか!
その夜から、宝箱に入った80を、1つ1つ整理した。
これはこっち。あれはあっち。こいつとこいつは一緒にしておこう。
おぉ。懐かしいな~。このときは凹んだな~。
あっ、これはあいつのために用意したんだったな。何してるかな~。
そんな風に振り返りながら、大切に、大切に、丁寧に整理整頓していった。
そして20日くらいが過ぎて、ようやく整理整頓が終わった。
さすがに結構かかったな。でも必要なことが見えてきた。
さあ、明日は出発だ。
そう心の中でつぶやいて、翌日持ち出す荷物をまとめて、夢に落ちた。
>>> 忠告を振り払って挑んだ理由3「日本中の接客スタッフたちのために」