「新年明けまして」は間違い。では正しい言い方とは?
こんにちは。
接客の悩みを力に変えるカウンセラー奥 武志です。
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12月もあとわずか。そろそろ年始に役立つ記事を書きますね。
『新年明けましておめでとうございます!!』
新年をむかえたお正月にこんな挨拶をよく聞きますが、実はこれ、おかしな意味になっています。
なぜか?
『明ける』は、一定の期間や状態が終わり、新しい状態になる・・・という意味です。
例えば。
「梅雨明け」
「徹夜明け」
「夜勤明け」
など、終わるという意味で使われる表現なのです。
つまり、「新年明けましておめでとう」は、新年が終わりました、という意味になるんですね。
では、何と言うのが正しいのか?
新年は、新しい年という意味ですから、
・「新年おめでとうございます」
・「明けましておめでとうございます」
このどちらかですね。
言葉は生き物だという声もあり、実際のところ時代と共に変化していくものですが、
ただ、接客のプロになりたい人は、感動サービスのテクニックを追究してばかりでなく、
たまにはこんな風に、『この言葉の意味って、どんなもの?』と考えてみるのも、良いですよ。
特に年配のお客様を接客する際には注意しないと、気付かないうちに『なんて非常識な人』と思われかねません。