カッサフォルテ犬猫コラム -66ページ目

新型コロナウイルスについて

先日、香港で新型コロナウイルスがワンちゃんへ感染したというニュースをご紹介しました。
これを受けて世界小動物獣医師会(WSAVA)から想定質問集が発表されました。
その要点をかいつまんでご紹介します。


新型コロナウイルスはペットに感染するか?
 今のところ、動物が感染するという証拠は限られており、動物から人間にうつるという証拠はない。

自分が新型コロナウイルスに感染した場合、ペットとの接触は避けるべき?
 動物が発症したという証拠はないが、それがはっきりするまでは避けるべき。
 可能ならば感染している間は他の人に世話を頼むべき。 
 なでるなどの接触は避けるべき。


ペットが感染した人と接触した場合、そのペットから他の人にうつることがあるか?
 今のところ、そういう証拠はない。

自分のペットがよくわからない病気になり、周囲に新型コロナウイルスに感染した人がいる場合はどうすればいいか?

 その感染した人に対応した保健所などの指示に従う。
 動物病院へ連れて行くよう指示された場合は、事前に連絡して隔離できるようにしてもらう。
 連れて行かないように指示された場合はそれに従う。


新型コロナウイルス流行地域の動物には何をすればよい?
 確実な情報が出てくるまでは知らない動物との接触を控える。
 動物に触る前と後に手を洗う。
 感染している人間が動物と接触することを控える。

これから新しい情報が出てきて急激な展開があるかもしれないので、
そのたびにアップデートする。

とのことです。

新型コロナウイルス

新型コロナウイルスに関して、先日こんなニュースがありました。
飼い主の女性がワンちゃんに触れた時に付着したものかもしれないと最初は思われていましたが、
その後の検査で感染したと結論付けられたようです。
ただし、ワンちゃんには何の症状も出ていませんし、
感染したワンちゃんから人間にうつるというデータはまだありません。

 

では、どのようにワンちゃんと接すればいいのかをまとめたページがありましたのでご紹介しておきます。

 

 

香港で新型コロナウイルスが人から犬へ感染確認 飼い主がとるべき行動とは?

 

 

FIP 5

FIPは発症率こそ低いものの、致死率は非常に高い病気で、
今のところ有効な治療法はありません。
となると予防が非常に重要なのですが、
残念ながらFIPに対するワクチンはありません。
海外にはあるようですが効果は疑問視されています。

何度か書いてきましたが、
FIPは比較的無害なコロナウイルスが体内で突然変異を起こして発症すると考えられています。
ストレスが突然変異を起こす要因の一つと言われています。
狭い場所で多すぎるネコちゃんを飼うこと(過密)はストレスの原因となりますし、
コロナウイルスの感染を広げることにもなりますので避けてあげてください。

また、室内だけで暮らすようにし、
コロナウイルスを持っている可能性があるネコちゃんとの接触の機会を減らすのも有効です。
外で野良ネコちゃんに触ったりしたら、家のネコちゃんを触る前にしっかりと手洗いをしてください。

コロナウイルスは生存に適した環境だと数週間は生きられますが、
ご家庭で普通に使われる多くの消毒剤が有効です。
神経質になる必要はありませんが、水入れや食器などを清潔に保つことも大事です。

FIPが人間にうつることはありませんし、人間のコロナウイルスからFIPになることもありません。
ご安心を。