カッサフォルテ犬猫コラム -16ページ目

新しい糖尿病の薬4

前回からの続きです。

最初はこちら)

 

3つ目は細かい量の調節がいらないこと。
インスリン療法は安定するまでが結構大変です。
インスリンにはいろいろと種類があるので、
どのインスリンをどれぐらいの量で使えばちょうどいいのか、
これが決まるまで血糖値を測りながら試行錯誤するしかありません。
この過程がいらないのも大きなメリットです。
費用の面でもですが、血糖値を測るために病院に頻繁に行く必要がありません。
簡易血糖測定装置があればお家で測ることもできますが、
そのために何回も針を刺して血を出させるというのも特にネコちゃんでは簡単ではないでしょう。
(体に装着して持続的に血糖値を測る装置もありますが、それはまたどこか別のところで)
もちろん検査が全くいらないというわけではありませんが、
それは後ほどまた改めて。

続きます

新しい糖尿病の薬3

前回からの続きです。

(最初はこちら


2つ目は低血糖を起こす心配がないということ。
インスリンは血糖値を下げるホルモンですので打ちすぎれば当然血糖値が下がりすぎます。
短期間の高血糖で死ぬことはありませんが低血糖は命にかかわります。
人間のインスリン治療をされている方も
低血糖に備えて飴玉などを常備されていると聞きます。
その低血糖の心配がないということは非常に素晴らしいです。
ちゃんと投与できたけど心配で目が離せない、てことがありませんから。
ネコちゃんと飼い主様の両方にとって大きなメリットです。

続きます

糖尿病の新しい薬2

前回からの続きです。

センベルゴにはインスリン治療に比べて大きなメリットが3つあります。
1つ目は1日1回の経口投与でいいということ。
インスリンは注射で投与しなければならず、
ほとんどの場合は1日2回かそれ以上の注射が必要です。
そもそも注射というのが一般の飼い主様にはハードルが高いですよね。
ワンちゃんならご褒美のおやつやほめてあげることでごまかしやすい(笑)ですが、
ネコちゃんには通じにくいですもんね。
おやつはもらうけどそれはそれ、みたいな笑
もちろん飲ませるのが簡単ということではありませんが、
注射するよりは飼い主様の心理的にも楽でしょう。
さらに1日1回というところもポイントが高いです笑

続きます