糖尿病の新しい薬1
まずは最近大きな進歩があった糖尿病から書いてみます。
昨年、ネコちゃんの糖尿病に新しい治療薬が日本でも発売されました。
1日1回の投与で、低血糖を起こす心配もなく、細かい量の調節もいらない
なんて画期的な薬です。
それはベラグリフロジンという成分で日本ではセンベルゴという商品名です。
これまで糖尿病の治療の基本はインスリンを注射して血糖値をコントロールするというものでした。
(余談ですが、私が学生の頃はインシュリンと言ってましたが
いつのまにかインスリンと呼ぶようになってました)
糖尿病というのはインスリンが足りない、
あるいはうまく効かないために血糖値が上がる病気なので、
足りないインスリンを注射して補おうという正攻法の治療ですね。
センベルゴという薬はそれとはまったく違ったアプローチで血糖値を下げます。
血液中の余分な糖を尿の中にどんどん出してしまうのです。
「いらないなら捨ててしまえばいいじゃない!」
という発想の転換というか面白いですよね。
続きます
がんばります!
改めて見返してみると病気や治療に関する情報発信をずいぶんサボってしまいました。
その間に獣医学は大きく進歩してかつての常識だったことが今では非常識、なんてこともあります。
物覚えが悪くなった頭で進歩についていくのは大変ではありますが
皆さまの大切な家族の健康を預かる身としてそんなことは言ってられません。
必死で勉強して食いついていきます!
そんなわけで自分の勉強や再確認を兼ねて記事を書いていこうと思います。
