久しぶりのこのシリーズです。
長らくこのテーマの記事を書いてなかったですが、ということは、その間バッドビートがあまり出なかったんですねえ?
というと、もちろん全然そんなことはありません。
むしろ出まくりです。(名物です)
ほんと、どうしても常に下振れするから不思議。
まあそれはいいとして、今回のはまた酷かった。
25NLのスピードポーカーにて、BBで44。
HJの3倍レイズをフラットコールして、フロップAJ4。(♣2枚)
チェックレイズするといきなりオーバーベットオールインが飛んできましたので、一瞬これはまたセットオーバーセットに捕まったのか??
との考えもよぎるが、まあここでフォールドできるということはありません。
よく似たケースで、プリフロのKKで3ベットや4ベットするとクイックで4ベットや5ベットを返されて嫌な気がしながらもオールインすると案の定AAが出てくるということが最近魔訶不思議レベルに多いですが、それと同じような気持ちの悪いシチュエーション。
んで、AAやJJが出てきても腰を抜かさない心の準備を整えたうえでコールすると、出てきたのはAK。
よ、よっしゃあーーーーっ!!
最高のカードです。
敵のハンドは最悪のオーバーセットかフラドロかAJのほぼ三択と思いましたが、ワンペアとは望外の喜び、安心感です。
正直トム所長は肩が激弱(実は真の肉体的肩も故障して大変なのですが,,,)なので、敵がツーペアでもかなりドキドキするし、ましてやフラドロだと実にひやひやもので、あまり勝った気がしません。
しかし、フロップ時点でセット対ワンペアなら、まあさすがに逆転されることは考えにくいです。
ただ、それでもなお肩の弱いトム所長としては、できたらターンで勝ちを確定させておきたいところです。(ちなみに、この時点での勝率は96.6%)
じっと見つめていると、、、
ターンは、、、
A!
やば。。。
まさか、とも思いますが、これでランナーランナーの上フルを作られる可能性が出てまいりました。(この時点での勝率84%)
んで、、、
リバー!
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
A!!
どひゃーーーーっ。。。Σ(=°ω°=;ノ)ノ
もう、驚愕モノです。
せっかくこの日は開始早々ぽんぽんと勝って調子よかったのに、これで完全に水を差された格好です。(泣)
この日はまだプラスですが、こういうのが一発飛び出すと、プレイがチルトになってるわけでもない(トム所長の辞書にチルトはありません)のに、どういうわけかその後カードが悪くなって奈落の底に沈む場合が多いです。
しかし、この日のトム所長はいつもとは違ってました。
いったんさらに負けてマイナスに沈み込むも根性で粘り返し、気づけば上記の鬼バッドビートを食らう前よりも大きくプラスになってました。
「自分で自分をほめてあげたいと思います」byトム所長:*:・( ̄∀ ̄)・:*:
さすがですね、トム所長。
うん、常人にはまずできないことでしょう。。
すると、そこへさらなる勝ちを積み上げるべくAAが来ます。
UTGからリンプすると、ミドルが大きくレイズ。
当然リレイズすると、なんと、ここで敵は激しくオールイン!
ここでもしKK持ちなら、また疑念に執りつかれて真剣にフォールドも考えるくらいなシチュエーションです。(いやまあ、そうは言ってもフォールドはできませんが)
QQ、AKならほぼフォールドすると思います。
しかし、実際に持っているのはAAなので、相手KKでも持ってんのかな?とか思いながら余裕でコール。
そしたら、敵はなんとTT。
こんなハンドでUTGのリンプリレイズにオールインできるのか。
それとも、リンプインしたので寿司の糞ブラフとでも思ったのでしょうか?
で、、、このハンドの勝率は81%ですが。
さっきあんなひどい目にあって、今度も負けたらいくらなんでも酷すぎるし、まさかいくらなんでもそれはないだろう、、、ポットもさっきのよりずいぶん大きいし、これだけはしっかり勝ってくれよ。頼む!
との願いは通じず、
フロップにいきなりTが出て万事休すとなりました。
奇跡の積り返しもありません。(´_`。)
一度目の悲劇は乗り越えたトム所長ですが、この二度目のトドメ攻撃にはさすがに叩き潰され、その後はやはりカードがひどくなるばかりでどうにもならず、EVはプラスなのに大敗というよくあるパターンに沈み込んでしまいました。
しかし、チルトプレイなど全然してない(無縁)のに、どうしてこうなるか不思議。
普通の人ならこういう日は即やめた方がいいのでしょうが、自分の場合チルトしない(少なくともプレイでは)ので関係ないと思って普通に続けてしまうのがイカンのか?
バッドビートは連続しだすと止まらない、なんていう法則があるんですかね。(ノω・、)