昨日も書いた通り、アベノミクスで株が上がりまくってるわけですが、、、
当然ながら、どれもこれもが同じように上がっているわけではない。
バブルの時はいつもそうですが、時流に乗った、こわいほど上がりまくる一群の銘柄と、その流れに取り残されたかのごとくにさっぱり上がらない大多数の銘柄とにわかれるわけです。
今回のように大型のバブルの時は、時流に取り残されたその他多数の銘柄も多くはそれなりに上がりますが、中には本当に梃子でも動かないような銘柄や、逆にこんな環境下で下がりだすやつまであったりして、よりによってそういう銘柄ばかりつかんでしまった時には泣きたくなるんですけど、これはトム所長の得意のパターンです。o(TωT )
脳みそが時流とずれているのか、なぜかそういう方向音痴の銘柄とばかりおつきあいしてしまうので常に困ってます。
まあそれはともかく。。。
問題は、時流に乗って上がりまくっている銘柄群ですが。
危険です。(笑)
上がる前に仕込んでいたなら本当に超ラッキーですが、既にこんなに上がってしまった以上、近寄らない方が賢明です。
こういう銘柄は、上がれば上がるほど、だいたいは恐れを知らない素人がまるでシロアリのようにたかってきて、それはまあ、感心するくらいに上がりまくるわけですが、、、
最後はそうい素人のほとんどが高値をつかまされたまま夢が冷めて終了となります。
既得権益に群がる本物のシロアリの方は、日本経済を食い尽くし終わるまでは繁栄し続け、彼ら害虫が滅びるのは本体(善良な日本国民)が滅ぼされてしまった後の一番最後になるわけなんですが、バブル株に群がる素人投資家の方は残念ながら偽のシロアリというかシロアリもどきで、哀れなことに一番最初に滅び去り、自らの体を提供して海千山千のやり手投資家たちに栄養分を提供する存在です。常に。
ここで、そういう、素人が飛び乗るには危険な銘柄群をあげておきます。
全て、頓珍漢なくらいに超割高となっていて、まあこの先奇跡的な何かが実際に起きない限りは利益で株価が説明できず、長期的には99%暴落間違いなしの銘柄です。
もちろん1%程度はそうならない可能性もありますし、それに敢えて賭けて勝負をしたい、つまり99%負ける勝負にあえて挑む自分流の美学を貫きたい、という人は構わないし(笑)、また、短期・中期的にはものすごいジェットコースターになるので、バリュエーションなど度外視してひたすら値動きで利益を上げる自信がある、という方はどうぞチャレンジしてください。
ただ、これらの銘柄が最終的暴落を演じる時に、それに巻き込まれないようにするのはかなり至難の業とは思いますが、あなたが天才ならできると思います。
ちなみに、このリストはトム所長が良く見ているなじみのある銘柄のみで、全然知らないけど、、、という銘柄は他にたくさんあるはずなので、この中に入っていないからと言ってその銘柄が超危険ではないとは全く言えないということに注意。
ちなみに、★付は、その中でも割高度の酷いものです。?付は、もしかしたら絶対ダメとも言い切れないもの。
1606 日本海洋掘削?
2931 ユーグレナ★★★
3440 日創プロニティ★
3665 エニグモ
3668 コロプラ★
3672 オルトプラス
3674 オークファン★
3765 ガンホー★★
3832 T&Cホールディングス★
4321 ケネディクス★
6072 地盤ネット★
6753 シャープ?
9501 東京電力?
まあ、★の数でわかりますが、ユーグレナとガンホーは、時価総額から考えて、これらを買ってる人はいったい将来どうなることを想定して今の株価で買っているのか、夢を見ているとしか考えられません。
きちんと合理的に説明できる人いるのかな?
この2銘柄の長期的暴落にかけては、超絶的なほどに自信があります。
もう最高値からは両方ともだいぶ下げてますが。
ちなみに、上記の銘柄の大半は空売りのできない銘柄なのであまり悩まなくて済むのですが、もしもユーグレナやガンホーが空売りできる銘柄だったら、空売りするかかなり悩むところです。
空売りは買いと異なり、損失青天井であるばかりでなく、強烈逆日歩という恐るべき敵もいますので、リスクは果てしなく大きく、実に難しいです。
利益は小さく、損失は超巨大、ということになりやすく、トム所長も過去に大やられしているため、特にトム所長のように、運が悪いことに自信がある人はやめた方が良いかもしれません。(涙)