エントリー719人 実質参加500人くらい 賞金総額$3500 期待値$7
前回これに優勝してから、ずっとバッドビートの嵐が続いている。
それを止めるには、さしあたってもう一度優勝するしかないかもしれない。
少なくとも、ファイナルテーブルに残るくらいの活躍をすれば、潮目が変わってくれる可能性がある。
かもしれない。(;´▽`A``
で、、、
まともなハンド一つも来ず、1200点くらいまで下がったところで、BBで85o。
さっき66でアーリーから強烈オープンオールインを見せたキチガイがリンプして、SBと合わせて三人でフロップ。ポットは150。
J73レインボー。全員チェック。
ターン8。来た来た。これは勝ってるんじゃない?
SBチェックに100ベットすると、キチガイがコール。
リバー6。まあ変化はないでしょ。7や3やAハイ、Kハイなどの手でスシコールしてくれるのに期待して、75ベットすると、、、
突然ポットオーバーの強烈オールイン!!
???
はぁ?
おかしくない?
このボードで、いったいどのようなハンドであれば、このようなプレーになるのか。
不思議としか言いようがない。
一瞬、リバーでストレート完成かと思ったが、両面待ちとなるT9であれば、ターンですでに完成しているのである。
ターンでは色待ちも見えていたから、ターンで完成しているのであれば、ほぼ間違いなくレイズしていたはずである。
そこで、このアグレキチガイがジャストコールするとはちょっと、いや、だいぶ考えにくい。
あとは、95か54でないとリバーでストレート完成とはならないわけであるが、まさかそんな、カンチャンストレートドローだけの、何もないハンドでターンをコールしたか??
しかも、95はいくらなんでもアーリーから参加するハンドではないので、ストレート完成はほぼあり得ない。(54も本来はもちろん参加するハンドじゃない)
となると、リバーの6で突然レイズオールインするほど強くなったハンドって、67sか68sのツーペアか奇跡の66しかないことになるが、66はすでに見たように、このキチガイはプリフロで即座にオールインするハンドなので、これもない。
ということは、このキチガイが67sか68sという、超限定ハンドをたまたま持っていない限りは、オールインするに値するハンドは持っていないことになる。
ていうか、66ならともかくとして、たとえ67や68でもまあ普通ならオールインまでするようなハンドじゃないと思うが、この相手なら67か68を持ってればオールインしかねないのは確かだとはいえる。
以上を総合的に考えると、、、
これはブラフくさい!
通常のまともなプレイヤーの感覚では、ここでこのような無茶苦茶なブラフはちょっと考えにくいし、故に8のセカンドペアでの根性コールはとてもできないところだが、このプレイヤーに限っては、糞ブラフがおおいに有り得べしである。
ブラフハンターである、トム所長の勘がそれを告げる。
コール!!゛(`ヘ´#)
すると、そのキチガイは実に嫌な顔をして、しぶしぶその糞ハンドをショウする。(ように見えた)
で、、
嫌々ながら?出してきたと思われるその糞ハンドは、、、、
確かにある意味とんでもない糞ハンドだったのだが、、、
なんと、
89o!
終わった。。(_ _。)
死んでるわ、これ。
89o(89sでもあかんけど、、)をアーリーからプレイすること自体終わってるとしか言いようがないが、まあ、それはまだキチガイだから許せるというか、おおいにあり得るとして、、、
フロップとターンのプレイは、それはまあまあというか、完全に適正なわけだが、、
リバーでレイズポットオーバーオールイン??
はぁ??
なんなんすか、このプレイは?
いまだかつて、このようなストレンジなリバーベットを見たことがない。
普通に考えて、このベットをすると、8のペア以下は即座に必ず降りて、Jペア以上の負かされるハンドにだけコールされるという、私はどうしてもチップを無駄に失いたい、というプレイ以外のなにものでもない。
こいつ、想像以上の、いろはの「い」すらわかってない、超強烈スシだったのか。。。(泣)
このVIPフリーロールは、フリーロールとはいえ、ひゃっほう杯や全日本$300FRなどの誰でも参加できるくずフリーロールと違って、VIPステータスのプレイヤーだけなので、まあ超初心者は居ないはずの、トーナメントなんだけど!?
こいつ、こんなプレーして、VIPステータスを維持できるくらいプレイしてるということは、いったい、いくら負けてるんだろう??
こんなプレーしてたら相当負けそうだが。
エベレストのキャッシュゲームにはこんなスシ全然居ないけど!?
どうやってステータス維持してるんだ?
トーナメントだけやってるのかな。
まあ、それにしても参った。
こんな屑ハンドにレイズオールインされて負けるとは。。
いくらなんでもやってられん。
このハンドは、後から冷静に分析してみればみるほど、やはりブラフとしか見えないストレンジさなので、コールが正解だったと思う。
実際、もしかすると彼は、こちらがJペアと小さめのキッカーを持っていると思い込んでいて、98では勝てないので、ウイークなJペアをおろすための唯一の手段である強烈オールインブラフを敢行したのかもしれない。
ウイークJなら、確かにおろせた可能性もある。
実際には、自分はウイーク8でコールしてしまったわけであるが。(iДi)
それだと、ブラフを見破ってブラフキャッチには成功したものの、肝心のハンドで負けていたという、かなり情けない状況だということになる。
ブラフをキャッチしたのにそのブラフに負けるという状況は、Aハイでコールしたら相手AKハイだった、とか、AKハイでコールしたら相手22だったとか、ちょいちょいありがちな出来事ではあるが、セカンドペアでブラフにコールしたら相手もセカンドペアでキッカーで負けた、なんてことは聞いたことが無いわ。
同様の状況で今後もコールした場合、少なくとも50%以上の確率で屑ハンドが出てくることは間違いないと確信できる。
以前マカオで、AKでフロップ、ターンとベットしても相手降りないので、仕方なくリバーでやけくそオールインしたらとうとう最後までコールされてしまい、もう見せるの嫌だからカードを投げ捨てようと思ったことがあるが、そうは言っても一応ノーハンドでは最強のAKハイなので、まあどう考えてもあり得ないとは思ったが、念のために恥ずかしいのをぐっと我慢してカードを見せてみると、相手もAハイ(A9o)で思わぬ勝利を得たことがあった。
まあ相手にしたら、敵のブラフを見破ったが、コールしたハンドがAハイしかなかったもので、そのブラフに食われてしまった、という例だけど、セカンドペアでブラフキャッチしてブラフに食われるかなあ、普通。。
フロップ、ターンとベットベットの応酬があって、セカンドペアではどう考えても勝てないのが明らかな状況なら別だが。
いずれにしても、まあ相手のプレーは間違いなくかなりのミスプレーだ。
ブラフキャッチの場合、そのブラフがポットサイズであったとしても、3回に1回以上の割合でそれが実際にブラフであれば数学上の期待値はプラスとなる。
この場合、ポットサイズを若干オーバーしていたので、3回に1回では割に合わないが、少なくとも2回に1回弱でもブラフであれば、トーナメントから飛んでしまうリスクを考慮してもコールすることが正解であると言える。
故に、正しくプレイしたと判断できるが、今回は、いつもの、確率の神様のいじわるではなく、キチガイのさっぱり意味わからんスシプレイにやられてしまった。(iДi)
それにしても、この超絶ダウンスイング、いったいどこまで続くのか、実に不思議だ。