毎日の戦況報告がお留守になってますが、決っして成績が悪すぎて書く気になれないから、というわけではないです。(笑) 総合的には、あんまりぱっとしませんけども。。
まあ、成績の方はともかく、ここではマカオのポーカーの現況について。
ひとことで言って、あんまり良くないね。
ってことです。
ラスベガスとか、欧米系のところは行ったことがないのでわからないけど、おそらくそっちの方がいいのではないか？
一番大きな問題は、
①コミッションが高すぎる。どこも横並びで、５％でキャップ(上限)が100香港ドル。
②ポーカーやってるカジノが少ない。開いているテーブル数も少ない。
③メンツが常連ばかり。
①は、ポーカーやる際、一番大きな問題。これが高いと、ほぼ全員が負け組みになってしまう。特にマカオの場合、ポイペトやらプノンペンに比べてルーズなアホコーラーが明らかに少ないので、比較的大きなポットになるとたいていの場合はヘッズアップ、ということになって、その場合最終的なポット額の半分近くは自分が出したチップになります。そうなると、名目上のコミッションが５％とは言っても、それは自分が出したチップも含めたポットの総額に対してかかるので、純獲得額にたいしてのコミッション率はだいたい９％くらいの高額になっていると思われます。バカラの2.5%、ルーレットの2.7%、ブラックジャックの約0.5%などと比べるといかに９%というのがとんでもない数字であるか、というのがわかるかと思います。つまり、自分より相当に下手糞な人を相手にして戦わない限り、マカオのポーカーでコミッションを乗り超えて勝ち越すことは不可能、ということです。
②は、ポイペトやプノンペンに比べれば相当多いと言えるものの、それでもこれだけカジノの数が多く、ラスベガスよりもカジノの総収益では上回って世界一のカジノタウンであるという割にはお寒い限りと言わざるを得ません。トム所長の知っている限りではカジノの数はわずかに５ヵ所、同時に動いているテーブル数では、時間帯、曜日などによりますが、だいたい全カジノ合わせてトータルで6～25テーブルくらいじゃないでしょうかね。その中でも安い10-25のテーブルはさらに限られるので、実質的にはそんなにテーブルを選べる状態ではない、といえます。しかも、どこに行っても、いつも見たような顔ばっかり。(;´д｀)これではダメですね。あと、10-25と言っても、一般の人にとっては決して安くは無いので、覚えたばかりの初心者がちょっとやってみるか、というには敷居が高すぎて、新たなプレイヤーの増加する余地を奪っていると思います。安く遊びたい人用に、5-10というのをぜひ作ってどこのカジノも常時１テーブルは稼動させるようにすれば、ポーカープレイヤーの裾野が広がると思うのですが。。
③またこいつらかよ、てなのばっかり。やる気が失せます。なんか、常連達がカモを待ちながらやっている、というような風情で。。見てると、そんなところに何も知らない人の良さそうな人が時折飛び込んできてはあっという間に食い尽くされて去っていきます。そんな目にあわされた人の多くはおそらく二度と戻ってこないでしょうから、普段はいつ行っても常連ばかり、という風景になってしまいます。新しい人は、来ても来てもすぐに瞬殺されて居なくなってしまいます。こういう状況ではどうしようもないですね！ それでも常連の中でも特別に強い数人のプロの人たちはいつ見ても勝ってますけど、それ以外の、自分を含めた中途半端なプレイヤーは、そんなところでやっていても勝てるはずはありません。なんでこの人たちは延々とこんなところでやっているのかな？と思うことがしばしばです。自分はそういうところは避けて、ひたすらいけそうなテーブルを探し回りますが、②で述べたようにもともとテーブルの数に限りがありますので気づけばカジノ難民化していることがよくあります。(;´д｀)
よって、マカオで勝てるかどうかは、
①良いテーブルで長時間プレイできたか？
②カードはちゃんと来て、ボードとマッチしたか？
③くじ引きには勝てたか？バッドビートばかり起こさなかったか？
の三条件で決まると言って良いでしょう。
特に①が大事で、これが悪いと②と③の相当の助けがないと勝てませんし、①さえ完璧なら②と③がよほど壮絶に悪くない限りはまあ勝てます。
それほど、ポーカーってのは、メンツが大事ですね。
一般的には「ラッキー性」が最重要と思われていますが、トム所長は断言します。
"ポーカーで最も重要なのは、「ラッキー性」ではなく、「メンツ」！"