3月9日 カシミヤの靴下 | カシミヤ店長気まぐれブログ

3月9日 カシミヤの靴下

今日は奈良に行ってきました。奈良の橿原というところです。橿原神宮のあるところですね。目的はカシミヤの靴下の製造依頼のためです。今回カシミヤの靴下の商品化というなんとも風変わりな企画にご賛同いただきましたのは、「ウネビ株式会社」様。奈良の橿原近郊は靴下生産の産地と言われているそうですが、この地で60年以上にわたり靴下を作り続けておられる老舗の工場様です。

今回お相手頂けましたのは「ウネビ株式会社」の上田常務。30代半ばのやる気に溢れたすばらしい若手経営者の方です。こよなくご自分のお仕事を愛され、靴下製造にかけては僕にまかせてよ、何でも言ってよという懐の深さも持ち合わせており僕にとっても大変見習うべき素敵な方でございました。

「ウネビ株式会社」様は主にスポーツ関係の靴下を手がけておられるそうです。上田常務から靴下についていろいろ教えていただきました。知ってますか?バレー、陸上、サッカー、バスケットボール、ゴルフそれぞれにそれぞれの靴下の作り方があるんですって。生地の厚みを変えたり、かかとの部分を変化させたりとか、ストレッチ部分を使ったり使わなかったりと、それぞれのスポーツの特性に合わせてすべて変えてるそうです。やはり工場の製造ノウハウはすばらしいものがありますね。本当に感動しました。

今回上田常務にお願いして製造していただくことになったカシミヤの靴下を製造する機械を見せていただきました。

靴下自動編立機

ちょっと白くて見えにくいですが、画面の右上あたりの白くなっているところに糸が置いてあるんですね、で、機械の上部真ん中の出っ張ってるところにそれらの糸が入って、機械の中でぐるぐる回転しながら編まれていくのです。ハイソックスなどで1足分あたり15分ぐらいの時間で編みあがってくるそうです。編みあがると機械の左側の下向きのラッパみたいな口から自動的に飛び出してきます。(左下の青いかごに入るのです)飛び出してきた編地は足の指先の部分が開いたままの状態なので、それをミシンで縫製して閉じると完成品ができるということです。いや~今日は本当に勉強になりました。お忙しい中上田常務本当にありがとうございました。1ヶ月後カシミヤの靴下を楽しみにしてお待ちしております。

皆様そういうことで、カシミヤの靴下は4月10日より販売開始 予定となります。どうぞお楽しみに!