汲取式便器を知らずに育った人たちへ。消えゆく昭和世代。 | ニューヨークと東京に暮らす変な経営者のひとりごと

ニューヨークと東京に暮らす変な経営者のひとりごと

(旧タイトル、NYと六本木ヒルズに住む経営者のひとりごと) 
ニューヨークと東京で会社を経営してます。 NYがベースで、年間10回以上、NYー東京間を往復しています。 アメリカ生活が30年以上になるので、日本にいると沢山の驚きがあります。そんな驚きを綴っています。

二十歳前後の小生の写真を見つけました。

学生寮生活。

洗濯機があっただけまし。 
風呂シャワーはなし。

お湯なし。

これが日本の80年代の学生寮。

不自由だらけだけど、
それは当たり前だった時代だから
悔いではなかった。

かぐや姫の神田川の世代です。

寮には大家が飼っていたブルドッグがいました。

いつもいじめていました。

洗剤を染み込ませた食パンを与えていたら
死にました。

今考えたらアニマルアビューズなんでしょうね。

当時は何でもありでした。

昭和の時代は楽しかったなぁ。





寮生はみな単車に乗っていました。


後輩達とお好み焼きをよく作っていました。



猫の卑弥呼。

野良猫なのに、勝手に部屋に入ってコタツの中にいました。

喝入れするのに、

部屋に入った猫や

キッチンで食べ物を捕った猫は

隣の土地に放り投げていました。

蹴飛ばしたり、ペイントスプレーをかけて

猫を真っ赤色にしたり、

80年の学生っていうのは、

そういうことを平気でやってたのです。


こちらも時間をかけて作っておいた

食べ物を猫がかっさらっていくわけですから

死活問題です。


なぜなら、キッチンが外にあったからです。


1ヵ月の家賃が8500円でした。


寮生活していたみんなで、

下駄を履いて、洗面具を持って、

毎晩風呂屋に通うのが日課でした。

あの頃の先輩、生きているかな?




部屋に蛇がいたこともありました。


いつも厠にブルを閉じ込めていました。


男性寮だったので

誰も掃除をする人はいません。

汲み取り式便所の掃除は

大家が半年に1回だけ、掃除をしていました。


小便の飛沫は時間とともに、

便器にこびりつき黄色くなり、

やがて茶色くなってきます。

その茶色くなってへばりついた固形に

小便をかけると、

パラパラと崩れて、

大便器の下へ落ちていきます。


小生は1階だったので

パイプにこびりつく

糞尿の匂いはさほどではなかったですが

2階はパイプを通して、

下まで糞尿を落とすので

強烈な匂いが漂っています。


水を使わないわけですから

大便なり、小便、便所紙が

長いパイプにへばりついているわけです。

数年間、そして、数十年の間。

水をかけて掃除することがないから

人知を超える刺激臭が

特に2階では漂っていました。


水洗便所が当たり前の時代に

育った方がほとんどでしょう。


そして、20年位前からは

温水尻穴洗浄機が家庭に普及し

今や、日本の家屋の97.3%以上に

装備されています。


今や飛行機内にも

温水尻穴洗浄機が装備されています。


温水尻穴洗浄機と共に

育ったジェネレーションは、

花粉アレルギーを始め、

食べ物アレルギーだらけで、

人として弱くなっています。


尻穴周りに糞尿をつけて生活をしていた

時代の日本人は感染症に

強かったと言えましょう。笑


何の医学的根拠もなく語っていますので、

小生の言ってる事は一切信用しないでください。


汚染便器を知らずに僕らは育った〜〜〜

と言う歌が聞こえてきそうです。笑




皆さん、こんな生活想像できますか。